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雨が降ったり止んだりの一日でした。

今日の名古屋は、雨が降ったり止んだりで、時折り激しく降る不安定な一日でした。
天候に合わせたわけでもないのでしょうが、今日は朝から体調が思わしくなく、立ち上がろうとするとめまいがするので、結局、寝たり起きたりの一日でした。


雨の日』(中原中也

通りに雨は降りしきり、
家々の腰板古い。
もろもろの愚弄の眼は淑やかとなり、
わたくしは、花弁の夢をみながら目を覚ます。
     *
鳶色の古刀の鞘よ、
舌あまりの幼な友達、
おまへの額は四角張つてた。
わたしはおまへを思ひ出す。
     *
鑢の音よ、だみ声よ、
老い疲れたる胃袋よ、
雨の中にはとほく聞け、
やさしいやさしい唇を。
     *
煉瓦の色の憔心の
見え匿れする雨の空。
賢い少女の黒髪と、
慈父の首と懐かしい……



ベッドで横になって雨音を聞いていると、不思議と心が癒されるような気がしました。

【】
なんというか、若いという時期を過ぎて体の衰えを感じ、
壮大な未来という夢が潰え、若い頃の情熱が空しく感じる。
そんな年齢にいる人にとっては、他人事ではない詩ですね。
【Re: タイトルなし】
三碧星さん、こんばんは。

いつも、コメントありがとうございます。

この詩は、青年期を終えて初めて身体の衰えを感じたときの喪失感が感じられますよね。

でも、失恋した人には恋人を失った気持ちを、また老境に入りかけている人には老いの気持ちを、というように読み手の心に応じて読むことのできる詩なので、世代を超えて、時代を超えて人気があるのだと思います。

私は、雨の日は不思議と素直な心持ちになって、昔の思い出に浸っています。
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kinkun

Author:kinkun
名古屋春栄会のホームページの管理人

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