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今日は、第八夜です。
この話は、現実の話と言われてもそんなに不思議なところはありません。
私には、この話全体が夢なのではなく、実際に床屋の椅子に座って髪を切ってもらいながら、うつらうつらしてしまい、夢と現実がないまぜになった様子を描いた小説のような気がします。


『夢十夜・第八夜』(夏目漱石)


床屋の敷居を跨いだら、白い着物を着てかたまっていた三四人が、一度にいらっしゃいと云った。
真中に立って見廻すと、四角な部屋である。
窓が二方に開いて、残る二方に鏡が懸っている。
鏡の数を勘定したら六つあった。
自分はその一つの前へ来て腰をおろした。
すると御尻がぶくりと云った。
よほど坐り心地が好くできた椅子である。


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kinkun

Author:kinkun
名古屋春栄会のホームページの管理人

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