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ベルギー近代絵画のあゆみ」展を見ました。

松坂屋本店にクリスマスプレゼントを買いに行ったところ、松坂屋美術館名古屋市中区)で、「ベルギー王立美術館コレクション ベルギー近代絵画のあゆみ」展〔2009年12月12日(土)~2010年2月14日(日)〕が開催中でしたので、見てきました。
松坂屋美術館のサイトの「ベルギー王立美術館コレクション ベルギー近代絵画のあゆみ」展のページ:http://www.matsuzakaya.co.jp/museum/berugi_kindaikaiga/

松坂屋美術館200912_02

 
この展覧会は、ベルギー王立美術館の優れたコレクションから選りすぐりのフランスベルギーの近代絵画69点により フランスに起源を持つ写実派印象派新印象派フォービスム等の芸術活動と、それを受容しながら並行して発展していった19世紀後半から20世紀前半のベルギーの近代絵画の流れを6章立てで紹介するものだそうです。
これまで、ベルギーの近代絵画は、日本であまり紹介されていなかったとのことで、私には初めて耳にする作家の作品が数多く展示されていました。

第1章 バルビゾン派からテルヴューレン派へ~印象派の起源~

風景画を戸外で制作するようになった時代の作品が展示されていました。
フランスバルビゾン派にあたるのが、ベルギーではテルヴューレン派だそうです。
コローテオドール・ルソーの作品も展示されていましたが、初めて見たベルギーの作家・イッポリート・ブーランジェの作品がすばらしかったです。
中でも『ディナンの眺め』と『聖ユベールのミサ』はこの展覧会での双璧だと感じました。

第2章 ベルギーのレアリスムから印象派へ

ここでは、レアリスムに影響を受けたベルギーの作家の作品が展示されていました。
やはり、初めて見たベルギーの作家・フェルナン・クノップフの『フォッセ、モミの木の林』が印象的でした。
フェルナン・クノップフフォッセ、モミの木の林』:山梨県立美術館のサイトから

第3章 フランス印象派の純粋な色彩

ここでは、フランス印象派の作品と、その影響を受けたベルギー印象派の作品が展示されていました。
ギュスターヴ・クールベの『スペインの踊り子、アデーラ・ゲレーロ夫人』やアルフレッド・シスレーの『ルーヴシエンヌの道』が印象に残りました。
アルフレッド・シスレールーヴシエンヌの道」:損保ジャパン東郷青児美術館のサイトから

第4章 ベルギーにおける新印象派

ここでは、スーラの点描法を取り入れたベルギーの絵画団体“20人会”を中心とした新印象派の作品が展示されていました。
デオフィル・ファン・レイセルベルヘの『散歩』がなかなか美しかったです。
デオフィル・ファン・レイセルベルヘ散歩」:損保ジャパン東郷青児美術館のサイトから

第5章 光と親密さ

ここでは、ベルギーの絵画団体“20人会”解散後の作品が展示されていました。
やはり、初めて見たベルギーの作家・アンリ・エヴェヌプールの『ルイ=シャルル・クレスパンの肖像』が記憶に残りました。
アンリ・エヴェヌプールルイ=シャルル・クレスパンの肖像」:損保ジャパン東郷青児美術館のサイトから

第6章 フォーヴィズム

ここには、パリで登場したフォーヴィズムの作品とその影響を受けたベルギーフォーヴィズムの作品が展示されていました。
ここでは、展覧会のポスターにも使われており、日本初公開というピエール・ボナールの『逆行の中の裸婦』がやはり一番でした。
ピエール・ボナール逆行の中の裸婦』:山梨県立美術館のサイトから

松坂屋美術館200912_01

ベルギー近代絵画のあゆみ」というタイトルですが、展示されている作品のおよそ半数は、フランスの近代絵画なので、フランス絵画の好きな方にも十分楽しめる展覧会だと思います。
私の知らなかったベルギーの作家のすばらしい作品を見ることができ、満足できた展覧会でした。


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kinkun

Author:kinkun
名古屋春栄会のホームページの管理人

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