2009/12/21 23:33:43
「絵画と写真の交差」展を見に行きました。
昨日、名古屋市美術館で昨日(2009年12月20日)まで開催されていた特別展「絵画と写真の交差-印象派誕生の軌跡」を見に行きました。
※名古屋市美術館のサイトの「絵画と写真の交差-印象派誕生の軌跡」のページ:http://www.art-museum.city.nagoya.jp/tenrankai/2009/intersection/index.html

[2009年12月20日(日)撮影]
この展覧会は、ときに寄り添い、ときに反発しながら歩んで来た写真と絵画という二つの芸術の歩みをたどりながら、二つが出会うことによって、お互いの芸術に何が起こったのかを解き明かそうとするものだそうです。
展覧会は、10の部門で構成されていました。
第1章 遠近法500年の扉
ここでは、写真草創期のカメラや、江戸末期の日本で写真を紹介した書籍などが展示されており、興味深かったです。
第2章 写真の誕生
ここでは、写真史で有名なルイ・ジャック・マンデ・ダゲールの作品の実物(『フイヤン派修道院の礼拝所』)が展示されていて、少し感動しました。
第3章第1部 印象派誕生前夜-19世紀視覚の転換
ここでは、展覧会のパンフレットやポスターで使われているギュスターブ・クールベの『水平線上のスコール』が圧巻でした。
※ギュスターブ・クールベ「水平線上のスコール」:名古屋市美術館のサイトから
写真では、ヴィルヘルム・フォン・クローデンの『街のいたずら少年たち、イタリア』が少年の豊かな表情が捉えられていて印象に残りました。
第3章第2部 印象派誕生前夜-森の画家と写真家たち
ここでは、展覧会のチケットでも並べて使われているジャン=フェルディナン・シェニョーの油絵『草原の羊飼いの少女と羊の群れ』とシャルル・ファマンの写真『羊の群れ』が展示されており、写真が絵画に与えた影響が見て取れました。
※ジャン=フェルディナン・シェニョー『草原の羊飼いの少女と羊の群れ』:名古屋市美術館のサイトから
※シャルル・ファマン『羊の群れ』:名古屋市美術館のサイトから
第3章第3部 印象派誕生前夜-ジャポニズム
ここでは、9点展示されていた歌川広重の『名所江戸百景』の復刻版の色鮮やかさが目を引きました。
※歌川広重『名所江戸百景 浅草金龍山』:名古屋市美術館のサイトから
第4章 印象派の誕生
ここには、この展覧会の作品の中で私が最も好きなウジューヌ・ブーダンの『ヴェネツィア、大運河』が展示されていました。
ブーダンの描く空はいつまで見ていても飽きません。
※ウジューヌ・ブーダン『ヴェネツィア、大運河』:名古屋市美術館のサイトから
昨日、名古屋市美術館で昨日(2009年12月20日)まで開催されていた特別展「絵画と写真の交差-印象派誕生の軌跡」を見に行きました。
※名古屋市美術館のサイトの「絵画と写真の交差-印象派誕生の軌跡」のページ:http://www.art-museum.city.nagoya.jp/tenrankai/2009/intersection/index.html

[2009年12月20日(日)撮影]
この展覧会は、ときに寄り添い、ときに反発しながら歩んで来た写真と絵画という二つの芸術の歩みをたどりながら、二つが出会うことによって、お互いの芸術に何が起こったのかを解き明かそうとするものだそうです。
展覧会は、10の部門で構成されていました。
第1章 遠近法500年の扉
ここでは、写真草創期のカメラや、江戸末期の日本で写真を紹介した書籍などが展示されており、興味深かったです。
第2章 写真の誕生
ここでは、写真史で有名なルイ・ジャック・マンデ・ダゲールの作品の実物(『フイヤン派修道院の礼拝所』)が展示されていて、少し感動しました。
第3章第1部 印象派誕生前夜-19世紀視覚の転換
ここでは、展覧会のパンフレットやポスターで使われているギュスターブ・クールベの『水平線上のスコール』が圧巻でした。
※ギュスターブ・クールベ「水平線上のスコール」:名古屋市美術館のサイトから
写真では、ヴィルヘルム・フォン・クローデンの『街のいたずら少年たち、イタリア』が少年の豊かな表情が捉えられていて印象に残りました。
第3章第2部 印象派誕生前夜-森の画家と写真家たち
ここでは、展覧会のチケットでも並べて使われているジャン=フェルディナン・シェニョーの油絵『草原の羊飼いの少女と羊の群れ』とシャルル・ファマンの写真『羊の群れ』が展示されており、写真が絵画に与えた影響が見て取れました。
※ジャン=フェルディナン・シェニョー『草原の羊飼いの少女と羊の群れ』:名古屋市美術館のサイトから
※シャルル・ファマン『羊の群れ』:名古屋市美術館のサイトから
第3章第3部 印象派誕生前夜-ジャポニズム
ここでは、9点展示されていた歌川広重の『名所江戸百景』の復刻版の色鮮やかさが目を引きました。
※歌川広重『名所江戸百景 浅草金龍山』:名古屋市美術館のサイトから
第4章 印象派の誕生
ここには、この展覧会の作品の中で私が最も好きなウジューヌ・ブーダンの『ヴェネツィア、大運河』が展示されていました。
ブーダンの描く空はいつまで見ていても飽きません。
※ウジューヌ・ブーダン『ヴェネツィア、大運河』:名古屋市美術館のサイトから