2009/11/25 21:16:50
名古屋城本丸御殿障壁画復元模写展を見ました。
名古屋ボストン美術館では、5階オープンギャラリーで「よみがえる400年前の輝き 名古屋城本丸御殿障壁画復元模写展」(2009年9月19日~2009年11月23日)が開催中でした。
※名古屋ボストン美術館のサイトの「よみがえる400年前の輝き 名古屋城本丸御殿障壁画復元模写展」のページ:http://www.nagoya-boston.or.jp/exhibition/past/brilliancy-200909/outline.html
※名古屋城本丸御殿のサイトの「よみがえる400年前の輝き 名古屋城本丸御殿障壁画復元模写展」のページ:http://www.hommaru-palace.city.nagoya.jp/04_events/moshaten/index.html

[2009年11月22日(日)撮影]
この展覧会は、平成30(2018)年の完成を目標に今年1月から始まった※名古屋城本丸御殿の復元工事の着工を記念したものだそうで、
玄関、表書院、上洛殿、黒木書院、対面所の主要な復元模写作品72面が展示されていました。
また、模写に使われた道具類や復元模写の様子の展示もありました。
この展覧会は、玄関、表書院、上洛殿、黒木書院、対面所の5つの部屋ごとに、配置もできるだけ忠実に展示されていました。
玄関では、ポスターやパンフレットにも使われている「竹林豹虎図」が展示されていました。
※「竹林豹虎図」(部分):名古屋ボストン美術館のサイトから
表書院では、「槙楓椿図」の紅葉した楓が今の季節にぴったりで印象に残りました。
上洛殿では、「雪中竹林鳩雀図」と「雪中山水図」が、「雪中竹林鳩雀図」の上に「雪中山水図」があるという本来の形で展示されており、迫力がありました。
ちなみに展覧会の入り口の看板には、「雪中竹林鳩雀図」の一部が使われていました。

[2009年11月22日(日)撮影]
また、非常に緻密に描かれた天井画もすばらしかったです。
※「栗図」:名古屋城本丸御殿のサイトから
黒木書院では、「雪景山水図」が、対面所では、「風俗図(塩汲)」が印象に残りました。
現存する重要文化財の障壁画からは想像できないほど、鮮やかな色の復元模写作品を見ていると、完成当時の華やかな本丸御殿の様子が目に浮かぶようでした。
この展覧会を見て、これらの復元模写作品が実際に使われるという復元される名古屋城本丸御殿を一日も早く見たいという思いが今まで以上に強くなりました。
この展示も、昨日紹介した「愛と美の女神 ヴィーナス -ギリシア神話から現代へ-」(2009年11月24日の日記参照)と同様に会期が残り2日ということもあって、館内はかなり混雑していました。
名古屋ボストン美術館では、5階オープンギャラリーで「よみがえる400年前の輝き 名古屋城本丸御殿障壁画復元模写展」(2009年9月19日~2009年11月23日)が開催中でした。
※名古屋ボストン美術館のサイトの「よみがえる400年前の輝き 名古屋城本丸御殿障壁画復元模写展」のページ:http://www.nagoya-boston.or.jp/exhibition/past/brilliancy-200909/outline.html
※名古屋城本丸御殿のサイトの「よみがえる400年前の輝き 名古屋城本丸御殿障壁画復元模写展」のページ:http://www.hommaru-palace.city.nagoya.jp/04_events/moshaten/index.html

[2009年11月22日(日)撮影]
この展覧会は、平成30(2018)年の完成を目標に今年1月から始まった※名古屋城本丸御殿の復元工事の着工を記念したものだそうで、
玄関、表書院、上洛殿、黒木書院、対面所の主要な復元模写作品72面が展示されていました。
また、模写に使われた道具類や復元模写の様子の展示もありました。
この展覧会は、玄関、表書院、上洛殿、黒木書院、対面所の5つの部屋ごとに、配置もできるだけ忠実に展示されていました。
玄関では、ポスターやパンフレットにも使われている「竹林豹虎図」が展示されていました。
※「竹林豹虎図」(部分):名古屋ボストン美術館のサイトから
表書院では、「槙楓椿図」の紅葉した楓が今の季節にぴったりで印象に残りました。
上洛殿では、「雪中竹林鳩雀図」と「雪中山水図」が、「雪中竹林鳩雀図」の上に「雪中山水図」があるという本来の形で展示されており、迫力がありました。
ちなみに展覧会の入り口の看板には、「雪中竹林鳩雀図」の一部が使われていました。

[2009年11月22日(日)撮影]
また、非常に緻密に描かれた天井画もすばらしかったです。
※「栗図」:名古屋城本丸御殿のサイトから
黒木書院では、「雪景山水図」が、対面所では、「風俗図(塩汲)」が印象に残りました。
現存する重要文化財の障壁画からは想像できないほど、鮮やかな色の復元模写作品を見ていると、完成当時の華やかな本丸御殿の様子が目に浮かぶようでした。
この展覧会を見て、これらの復元模写作品が実際に使われるという復元される名古屋城本丸御殿を一日も早く見たいという思いが今まで以上に強くなりました。
この展示も、昨日紹介した「愛と美の女神 ヴィーナス -ギリシア神話から現代へ-」(2009年11月24日の日記参照)と同様に会期が残り2日ということもあって、館内はかなり混雑していました。