2007/06/03 14:18:52
今日は第五夜です。『走れメロス』のような話と巷間言われていますが、大団円で終わらないので、少し違うのではないかと思います。
私は、昨日、風邪を引いて、熱が少しあったため、一日寝ていました。
風邪薬のせいか、すぐに眠くなるのですが、眠りが浅いためか、『夢十夜』を再読しているせいか、たくさん夢を見ました。
ご紹介している『夢十夜』は漱石が実際に見た夢なのでしょうか?
今日でちょうど半分紹介し終わったので、しばらくお休みしようと思っています。
『夢十夜・第五夜』(夏目漱石)
こんな夢を見た。
何でもよほど古い事で、神代に近い昔と思われるが、自分が軍をして運悪く敗北たために、生擒になって、敵の大将の前に引き据えられた。
その頃の人はみんな背が高かった。
そうして、みんな長い髯を生やしていた。
革の帯を締めて、それへ棒のような剣を釣るしていた。
弓は藤蔓の太いのをそのまま用いたように見えた。
漆も塗ってなければ磨きもかけてない。
極めて素樸なものであった。
私は、昨日、風邪を引いて、熱が少しあったため、一日寝ていました。
風邪薬のせいか、すぐに眠くなるのですが、眠りが浅いためか、『夢十夜』を再読しているせいか、たくさん夢を見ました。
ご紹介している『夢十夜』は漱石が実際に見た夢なのでしょうか?
今日でちょうど半分紹介し終わったので、しばらくお休みしようと思っています。
『夢十夜・第五夜』(夏目漱石)
こんな夢を見た。
何でもよほど古い事で、神代に近い昔と思われるが、自分が軍をして運悪く敗北たために、生擒になって、敵の大将の前に引き据えられた。
その頃の人はみんな背が高かった。
そうして、みんな長い髯を生やしていた。
革の帯を締めて、それへ棒のような剣を釣るしていた。
弓は藤蔓の太いのをそのまま用いたように見えた。
漆も塗ってなければ磨きもかけてない。
極めて素樸なものであった。