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今日は、黒岩涙香の亡くなった日です。

黒岩涙香〔くろいわ るいこう〕[文久2(1862)年9月29日~大正9(1920)年10月6日]は、明治時代の作家、翻訳家でジャーナリストです。本名は黒岩周六
明治25(1892)年、日刊新聞「萬朝報〔よろずちょうほう〕」を創刊。
萬朝報」はわが国におけるゴシップ報道のさきがけとして知られ、一時期、淡紅色の用紙を用いたため“赤新聞”とも呼ばれました。
このような扇情的な記事とはでな見出しを使い、低俗な興味を誘う新聞は、同じころアメリカでも発生し、“イエロー・ペーパー”と呼ばれ、こうした報道姿勢は“イエロージャーナリズム”と呼ばれました。
また、「萬朝報」第三面に扇情的な社会記事を掲載しました。このため、新聞の社会記事は“三面記事”と呼ばれるようになったとのことです。

また、黒岩涙香はちょうど120年前の明治22(1889)年9月10日、日本初の創作探偵小説といわれる『無惨』を発表します。
今日から3回に分けて、この『無惨』を紹介します。


無惨』(黒岩涙香

無惨序

 日本探偵小説の嚆矢とは此無惨を云うなり無惨とは面白し如何なること柄を書しものを無惨と云うか是れは此れ当時都新聞の主筆者涙香小史君が得意の怪筆を染め去年築地河岸海軍原に於て人殺のありしことを作り設け之れに探偵の事項を附会して著作せし小説なり予本書を読むに始めに探偵談を設けて夫より犯罪の事柄に移りお紺と云う一婦人を捜索して証拠人に宛て之れが口供より遂いに犯罪者を知るを得るに至る始末老練の探偵が自慢天狗若年の探偵が理学的論理的を以て一々警部に対って答弁するごとき皆な意表に出て人の胆を冷し人の心を寒らしむる等実に奇々怪々として読者の心裡を娯ましむ此書や涙香君事情ありて予に賜う予印刷して以て発布せしむ世評尤も涙香君の奇筆を喜び之を慕いて其著書訳述に係る小説とを求めんと欲し続々投書山を為す之をもって之を見れば君が文事に於ける亦た羨むべし嗚呼涙香君は如何なる才を持て筆を採るや如何なる技を持って小説を作るや余は敢て知らず知らざる故に之れを慕う慕うと雖も亦た及ばず是れ即ち天賦の文才にして到底追慕するも亦画餠に属すればなりと予は筆を投じて嗟嘆して止みぬ

明治廿二年十月中旬  香夢楼に坐して梅廼家かほる識す




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【】
わ~~!ありがとうございます。
今日はいろんなことを教えていただきました。
新聞の事です。

【萬○○】を、長い間【バン○○】と勝手に読んでいました。
赤新聞という理由や三面記事という所以も。
亡父が・・Y売新聞でさえ、赤新聞と言うのがどうにも合点がいかなかったのです。
共産党ではないのになあ?と。(~_~メ)

地謡って、詞を読ませていただくと、筋書きに当たるのでしょうか?情景描写するのですね。
【光栄です】
草笛さん、おはようございます。

喜んでいただき光栄の至りです。
読み方を間違って覚えてしまっていることって結構ありますよね。
私は人の名前でも珠にあります。

能の場合、舞台装置はほとんどないので、地謡で情景描写がされることは良くあります。
関心を持っていただいてうれしいです。
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kinkun

Author:kinkun
名古屋春栄会のホームページの管理人

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