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レッドクリフ PartⅠを見ました。

三国志前半のクライマックス・赤壁の戦いを、巨匠ジョン・ウー(John Woo/呉宇森)監督が100億円を投じて作り上げた歴史アクション大作という触込みの映画です。
レッドクリフ PartⅠ公式サイト:http://redcliff.jp/

三顧の礼で知られる天才軍師・諸葛孔明を演じるのは、金城武。呉の知将・周瑜役にトニー・レオン(Tony Leung Chiu Wai/梁朝偉)
一応、トニー・レオン主演となっているようですが、実質的にはこの2人のダブル主演です。
特に孔明役の金城武は、もしかすると孔明役としてはこれまでの映像化の中でも一番ではないかと思えるほどピッタリです。

映画は、三国志を知らない観客にも楽しめるように構成されています。
…が、そのため登場人物の人物造形が類型的になり、物語に深みがなくなり、全体的に平板な印象になってしまっているのが少し残念です。
特に曹操の悪役として描き方がチャイニーズマフィアの親分のようなので、曹操が小物の悪党に見えてしまいます。
もともと「三国志演義」での曹操の描き方に近いのかもしれませんが、吉川英治の「三国志」に親しんだ私には、違和感が感じられました。
曹操を、徳川家康のように魅力的な敵役に描いた吉川英治の「三国志」は、その後の日本での三国志の定番となったので、多くの日本人曹操に対するイメージは、吉川英治の「三国志」の曹操のイメージだと思います。

見終わったときの最初の感想は、“スターウォーズっぽい”でした。ハリウッド三国志を作るとこうなるのでしょうか。
しかし、壮大な戦闘シーンと華麗なアクションシーンはすばらしく、途中で観客を飽きさせない2時間25分でした。


そう考えるとなんと言っても一番目立っていたのは、華麗なアクションを見せてくれるの長坂の戦いの英雄・趙雲役のフー・ジュン(Hu Jun/胡軍)です。
この映画でも、長坂の戦いは前半の重要な場面で、趙雲劉備の子・阿斗を救出するシーンが描かれます。
私には、世界的な評価を受けた『東宮西宮』(1997)や『藍宇 情熱の嵐』(2001)での同性愛者の男性役のイメージが強かったので、少し意外でした。

また、関羽役のバーサンジャプ(Ba Sen Zha Bu)張飛役のザン・ジンシェン(Zang Jingsheng)があまりにイメージどおりなのも見どころだと思います。

来年(2009年)春に公開されるというPartⅡが楽しみです。



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kinkun

Author:kinkun
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