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2022 / 08
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今日の謡の稽古は『柏崎』の2回目。

今日の名古屋は、台風一過の青空が広がり、30℃を超える残暑の厳しい一日でした。

の稽古は、『柏崎』の2回目ですが、名古屋金春会まで稽古日があまりないので、今日は地謡の部分だけの稽古でした。
今日の場面は、柏崎某の死と我が子花若の遁世を知った柏崎某の妻が悲しみのあまり心を狂わせ、越後国柏崎を迷いでて信濃国善光寺までやってくる場面です。

シテ「さてや最期のおり節に。いかなる事かのたまいし。
   委しく語りおわしませ.せめては聞いて慰まん。

ワキ「ただ古里の御事を。おぼつかなく思しめし。
   ご最期までも人知れず。常には御諚ありしなり。

シテ「げにやさこそはおわすらめ。三とせ離れてその後は。
   われも御なごり.いつの世にかは忘るべき。

ワキ「御理りとおもえども。歎きをとどめおわしまし。
   かたみをごらん候らへ。

シテ「げにや歎きても。甲斐なき世ぞと思へば。
シテ、ワキ「かたみを見るからに。すすむ涙は.せきあえず。
シテ「甲斐なき形見とは思えども披いてみうずるにて候。
   さてもさても父御前いたわりつかせ給い。
   ほどなく空しくなり給う。心のうちの悲しさは。
   唯おぼしめしやらせ給え。われも帰りて御すがた。
   見まいらせたくは候えども。思い立ちぬる修業の道。
   もしやとめられ申さんと。思う心にさえられて。
   心づよくもいずるなり。命つれなく候らわば。
   三年のうちに参るべし。さまざまの形見をごらんじて。
   御心を慰みおわしませと。書いたる文のうらめしさよ。
   なからん父が名残りには。子ほどの形見.あるべきか。

地謡「父が別れは.いかなれば。父が別れはいかなれば。
   悲しみ修業にいずる身の。などや生きてある。
   母に姿を見みえんと。思う心のなかるらん。
   うらめしのわが子や。うき時はうらみながらもさりとては。
   わが子のゆくえ安穏に。守らせ給え神佛と。
   祈る心ぞあわれなる。祈る心ぞ.あわれなる。

<中入>
ワキヅレ「これは信濃の國善光寺如来堂の聖にて候。
   又これにわたり候御方は。
   ゆくえも知らぬ人にて御入り候が。
   愚僧をたのむ由仰せ候ほどに。
   師弟の契約をなし申して候らえば。
   利根第一の人にてわたり候。
   またこのほど如らいへ日参させ申し候。
   今日満参にて候ほどに。同道申し。
   如来へ参らばやと思い候。

シテ「わらんべどもは何を笑うぞ。
   なに物狂いなるほどにおかしいとや。
   いや心があらば訪ろうてこそ慰むべけれ。
   それをいかにというに。夫には死しての別れとなり。
   今ひとり忘れ形見とも思うべき。子のゆくえをも。白いとの。

地謡「乱れごころや。狂うらん。
<カケリ>
シテ「げにや人の身のあだなりけりとは誰か言いけん空言や。
   まった思いには死なれざりけりと言いけんも理りかな。
   これもひとえに夫と子の。故と思えば恨め

地謡「しやうき身はなにとならの葉や。柏崎をも狂い出で。
   越後の國府に.つきしかば。越後の國府につきしかば。
   人目もわかぬわが姿。いつまで草のいつまでと。
   知らぬ心は麻ごろも。うらはるばるとゆくほどに。
   松かげ遠くさみしきは。ときわの里の夕べかや。
   われにたぐえて。あわれなるはこの里。
   子ゆえに身をこがししは。野辺の木島の里とかや。
   ふれども積もらぬ淡雪の。淺野と言うはこれかとよ。
   桐の花さく井の上の。山を東に見なして。
   西に向えば善光寺。
   正身の弥陀如来.わが狂乱はさておきぬ。
   死して別れし。夫を導き.おわしませ。




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【美しい姿勢とは⇒【(>_<;)…。】】
『きんくん さん』へ

まず最初に『台風13号』が無事に通過した後の【台風一過⇒(※9月中旬の気温30℃は、暑くて大変だったかと思いますが…。)】のお稽古、お疲れ様でございました。(※先日の水害の様に、被害が甚大で無かった事を祈る限りです。)

話は変わりますが、仕舞の一番『基本』である【腰の重心を下に!】という『構え』って、私自身『学生時代』に教えて頂いて頃は、もう【苦手!⇒(>_<;)…。】で、特に自分の『構え』の姿勢を【鏡で確認する度】に『ド~ーン…。』と、落ち込んでいました。

でも、他の能楽堂より広い舞台の【名古屋能楽堂】にて毎年、『仕舞・舞囃子』を発表なさっていらっしゃる皆様方に、ただただ【脱帽!】しています。
今年の発表会に参加される皆様方、大変かと思いますが、どうか頑張って下さいませ!


☆…当日、【柏崎 おシテ】を勤められます【師匠⇒K・H先生】の調子は如何でしょうか?…。
以前『謡を覚えるのが、大変やわぁ~。』と、おっしゃっていたのですが、案外【放って置いても、大丈夫!】という雰囲気なのでしょうね!。(※K・H先生、ごめんなさい!⇒【(^_^;)…】本番の『男前ぶり!』を楽しみにしております!)

どうも、『乱文書き込み』を長々と失礼致しました。⇒【m(__)m
【台風13号】
Youさん、こんばんは。
台風13号は、名古屋には雨を降らせただけで通り過ぎていきました。その雨も先月末の豪雨に比べたら大したこともなく、被害もありませんでした。
…と、こちらは大丈夫だったんですが、九州では被害も出ていたようですが、Youさんのお住まいのあたりは大丈夫でしたか?

私は、招き扇のときや廻り飛びのときに身体全体が伸び上がってしまう癖があり、自分でもわかっているのですが、なかなか修正できません。師匠にもあきらめられかけているかも…。

柏崎』についていえば、師匠は万全だと思います。私は非常に心もとないです。最低限、Youさんの前で転ぶということだけはないようにしたいと思っています。
【『台風一過』で大丈夫でした!】
『きんくん さん』へ

こちらでも、地区によっては【避難・住宅の被害】に遭われた方々もいらっしゃり、本当に大変な思いをされているのですが、我が家は『場所柄⇒(※大雑把に説明しますと【11月中旬に、ゴルフの『ダンロップトーナメント』】の開催地の近場)』の事も有り、被害は全く有りませんでした。

但し、自宅直ぐの田んぼの【普通水稲米】の稲が、台風の風雨が影響した為に、薙ぎ倒された状況の田んぼが数ヶ所有りました。
と、台風の報告はここまで!とさせて戴きます。

私も10月の【名古屋金春会】を拝見する為に、当初【前日入り】を予定していたのですが、都合で【当日入り】となってしまいました…。 後は到着後、なるべく早く【名古屋能楽堂】へ直行する様にしたいと思います。

☆…今年こそは、『きんくん さん』の【仕舞:岩舟】を拝見させて戴かなくては…。と思っています!
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Author:kinkun
名古屋春栄会のホームページの管理人

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