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イチジクの実を収穫しました。

今日も名古屋は最高気温が36.8℃まで上がり、酷暑日(猛暑日)でした。
最近、あまりの暑さに負けたのか、あるいは、他にもっとおいしい餌を見つけたのか、ヒヨドリが来なくなった(2008年8月3日の日記)で、ようやく今朝、ベランダのイチジクの実を5個収穫しました。

イチジクの実2008

小粒ですが、とても甘くておいしかったです。
ところで、イチジクという名前の由来は、いったい何なんでしょうか。
植物学者の牧野富太郎も、「植物一日一題」の中で、『イチジクという意味は全く不明である』と言っています。

植物一日一題』(牧野富太郎)

「無花果の果」から

 無花果はイチジクである。これはもとより我が日本の産ではなく、寛永年中に初めて西南洋からの苗木を得て長崎に植えたといわれている。そして古人がこれを無花果と名づけたのは、その果はあるが外観いっこうに花らしいものが見えぬので、それで実際に花のないものだと思って無花果と書いたので、この無花果の字面は明の汪頴の『食物本草』に初めて出ている。そしてこの果はじつは擬果すなわち偽果であって、本当の果実でない事実は素人には分るまいが学者にはよく分っている。
 有名な学者の貝原益軒に従えば、イチジクとは元来イヌビワすなわちイタブ Ficus erecta Thunb. の名であるが、それが移って無花果の名になったといわれる。すなわち同氏の『大和本草』にはイヌビワの名を明かにイチジクと書き、その条下に「無花果ハ近世ワタル、イチヂク[牧野いう、イヌビワを指す]ニ似タル故ニ其名ヲカリテ無花果ヲモイチヂクト云」、また無花果の条下に「日本ニモトヨリイチヂクト云物[牧野いう、イヌビワを指す]別ニアリ………イチヂクニ似タル故ニ無花果ヲモイチヂクト云」と断言している。またイチジクはイチジュクすなわち俗に云う一熟だと寺島良安の『倭漢三才図会』に出ているが、これは中国の書物に「一月ニシテ而熟ス味ヒ亦タ如シレ柿ノ」とある文に基づいてそういったものであるが、これはイチジクの語原となすには足りない。また無花果の一名を映日果というから、あるいはツイスルとこの ying jih kuo がイチジクの語原となりはしないかという説もある。しかしながらこのイチジクという意味は全く不明である。
 イチジクの別名として九州地方にはトウガキ(唐柿)の方言がある。これはその形が円くて味が甘いからそう呼んだものだ。またウドンゲという方言があるが、これは無花果の一名を優曇鉢と称えるからであって、それはめったに花の咲かないことを意味した名だ。

[後略]


ベランダのイチジクの木ですが、今の植木鉢に植えてもう5年。一度も植え替えていないので、この冬にはそろそろ植え替えないといけないと考えています。



【いちじく】
kinnkunさん、こんばんは。
私も「無花果」という漢字が好きですが、速水御舟に『天仙果』と書いていちじくと読ませている絵があります。とても美しい絵で、こちらも大好きです。ネットだと「天仙果」「速水御舟」で検索すると、山種美術館のグッズの絵葉書画像が、小さいけれど見ることができます。
ご存知かとも思いましたが、其の絵は誠に涼しげで、天の仙人の果実のようです。
残暑厳しきおり、何卒ご自愛ください・・とは紋切り型ですが、あわせて御見舞い申しあげます。
【天仙果】
丹桂さん、こんばんは。
速水御舟の「天仙果」は知りませんでした。
絵を見ると、実と葉の位置が我が家のイチジクに似ていて、少しうれしくなりました(イチジクの木を描いたものなので、似ていて当然なのでしょうが…)。
今まで、我が家のベランダでイチジクの木を見て涼しげに感じたことはありませんでしたが、この絵を見た後にイチジクの木を見ると、不思議なもので涼しげに見えてきました。
丹桂さんのおかげで、我が家のベランダが少し涼しく感じられるようになりました。
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kinkun

Author:kinkun
名古屋春栄会のホームページの管理人

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