2008/07/01 19:51:11
今日は、半夏生です。
半夏生は、七十二候の一つで、一般に梅雨も明けて、田植えも終わる頃のことをいうそうです。
天文学的には、太陽が天球上の黄経100度の点を通過する瞬間だそうで、今年は今日(2008年7月1日)にあたるとのことです。
名古屋の梅雨明けはまだ先になりそうですが、今日も昨日に続いて梅雨の中休みの一日でした。
こんな日は木陰が恋しくなります。
『木蔭』(中原中也)
神社の鳥居が光をうけて
楡の葉が小さく揺すれる
夏の昼の青々した木蔭は
私の後悔を宥めてくれる
暗い後悔 いつでも附纏ふ後悔
馬鹿々々しい破笑にみちた私の過去は
やがて涙つぽい晦暝となり
やがて根強い疲労となつた
かくて今では朝から夜まで
忍従することのほかに生活を持たない
怨みもなく喪心したやうに
空を見上げる私の眼――
神社の鳥居が光をうけて
楡の葉が小さく揺すれる
夏の昼の青々した木蔭は
私の後悔を宥めてくれる
半夏生は、七十二候の一つで、一般に梅雨も明けて、田植えも終わる頃のことをいうそうです。
天文学的には、太陽が天球上の黄経100度の点を通過する瞬間だそうで、今年は今日(2008年7月1日)にあたるとのことです。
名古屋の梅雨明けはまだ先になりそうですが、今日も昨日に続いて梅雨の中休みの一日でした。
こんな日は木陰が恋しくなります。
『木蔭』(中原中也)
神社の鳥居が光をうけて
楡の葉が小さく揺すれる
夏の昼の青々した木蔭は
私の後悔を宥めてくれる
暗い後悔 いつでも附纏ふ後悔
馬鹿々々しい破笑にみちた私の過去は
やがて涙つぽい晦暝となり
やがて根強い疲労となつた
かくて今では朝から夜まで
忍従することのほかに生活を持たない
怨みもなく喪心したやうに
空を見上げる私の眼――
神社の鳥居が光をうけて
楡の葉が小さく揺すれる
夏の昼の青々した木蔭は
私の後悔を宥めてくれる