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今日は、雨の日曜日になりそうです。

今日の名古屋は、梅雨空の一日になりそうです。

今日は、昨日紹介した芥川龍之介の短編『蜘蛛の糸』の原案とされているポール・ケーラス(Paul Carus)の『カルマ(Karma)』の鈴木大拙による翻訳『因果の小車』を紹介します。
ぜひ、芥川の『蜘蛛の糸』と読み比べてみてください。
芥川の文章のすばらしさが実感できると思います。

芥川の作品には、この作品のように元となった話があるケースが多いので、芥川には独創性がないという言説を、最近よく見かけます。さらに、最近のネット上での風潮からすると、『蜘蛛の糸』などは盗作とさえ言われかねません。

しかし、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』と鈴木大拙による翻訳『因果の小車』を読み比べてみると、たとえ話の筋を他から借りたとしても、小説としての独創性は非常に高く、芥川オリジナルの小説になっていることがよくわかると思います。


因果の小車』(訳:鈴木大拙)

蜘蛛の糸

 慈悲深き僧がいと懇に摩訶童多(マハードータ)の創口を洗ひ清めたるとき、彼はしきりに懺悔して曰く「吾は多くの悪事を働き一善をも行はず、われ如何にして我執の一妄念より織出したる瀰天の罪網を遁れ出づべきか、わが業報は我を地獄に導くべし、解脱の御法は遂に聞くべからず」と
僧「善因善果、悪因悪果は天の道なれば、御身が今生にてなせる罪業はめぐりめぐりて来生に報いきたるべし、されど失望すべからず、真の教に帰して、我執の妄念を刈除したるものは、一切の情念罪慾を離れて、自他利生、円満ならずと云ふことなし




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【】
芥川は「作曲家」ではなく「編曲家」、つまりアレンジャーとして見れば優秀だとは思います。但し創作家として見れば凡人極まりないただの高等遊民です。
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kinkun

Author:kinkun
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