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『三井寺』の謡の稽古は、

今日が4回目。2週間ぶりの稽古でした。

今日は、前回の続きで、有名な型の「月は山風ぞ」で始まる地謡から、間狂言をはさみ、千満の母が物狂いとなり、鐘をつこうとするところまででした。

この能の登場人物を紹介しておきます。
 シテ:千満の母
 子方:千満
 ワキ:園城寺(三井寺)の住僧
 ワキツレ:従僧二人
 間狂言:園城寺(三井寺)の能力

ワキ「桂は実のる三五の暮。名高き月にあこがれて。
   庭の木陰に休らえば。

シテ「おりしも今宵は三五夜中の新月の色。
   二千里の外の古人の心。水の面に.照る月波を.数うれば。
   秋も最中夜もなかば。所からさえ.面白や。  
 
地謡「月は山風ぞ時雨に.鳰の海。風ぞ時雨鳰の海。
   波も粟津の森見えて。
   海越しの.かすかに向う影なれど月は真澄の鏡山。
   山田矢走の渡し舟の。夜は通う人なくとも。
   月の誘わばおのずから。
   舟もこがれて出ずらん.舟人もこがれて出ずらん。

<間狂言>

狂言「はア、蜂がさいた。
シテ「わらわが鐘をつこうずるぞ。
狂言「これは人のつかぬ鐘にて候。
シテ「人のつかぬ鐘ならばなどおことはつくぞ。
狂言「それがしがつくこそ道理なれ。
   この寺の鐘つく法師にてあるぞとよ。
シテ「あら面白の鐘の音やな。
   わが古里にては常は清見寺の鐘をこそ聞き馴れしが。
   これはさざ波や三井の古寺鐘はあれど。
   昔にかえる声は聞こえず。
   まことやこの鐘は秀郷とやらんの竜宮より。
   取りて帰りし鐘なれば。竜女が成仏の縁にまかせて。
   わらわも鐘を.つくべきなり。

地謡「影はさながら霜夜にて。月にや鐘は。さえぬらん。


前回同様、強吟と和吟が入れ替わる箇所があり、なかなか難しかったです。

仕舞『柏崎 道行』も3回目の稽古。2週間ぶりだったので、大分忘れていましたが、一応、最後まで進むことができました。
自分なりに、課題もいくつか明らかになったので、復習したいと思っています。


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kinkun

Author:kinkun
名古屋春栄会のホームページの管理人

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