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秋の夕暮れの雨

今日の名古屋は雨です。秋の夕暮れに雨が降っていると、芥川龍之介の『羅生門』冒頭のシーンを思い出します。
私はなぜか主人公の下人20代半ばぐらいの青年だと勝手に思っていましたが、今回読み直して、「右の頬に出来た、大きな面皰(にきび)を気にしながら、」という箇所から、もう少し若く思春期の少年なのだと気付きました。


『羅生門』(芥川龍之介)


ある日の暮方の事である。
一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた。

広い門の下には、この男のほかに誰もいない。
ただ、所々丹塗の剥げた、大きな円柱に、蟋蟀が一匹とまっている。
羅生門が、朱雀大路にある以上は、この男のほかにも、雨やみをする市女笠や揉烏帽子が、もう二三人はありそうなものである。
それが、この男のほかには誰もいない。



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kinkun

Author:kinkun
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