2007/09/23 21:59:01
帝との交流
かぐや姫の美しさが、ついに帝の耳に入り、も入って、内侍中臣のふさ子に、「多くの求婚者たちに難題を課し、彼らの身を滅ぼしても会わないというかぐや姫とはどれほどの女なのか、見てまいれ」と命じます。
中臣のふさ子は竹取の翁の家を訪ね、嫗に「かぐや姫が美しいと聞いたので、その様子をよく見てくるように帝に命じられて来た。」と伝えます。
嫗はかぐや姫に中臣のふさ子に会うように言いますが、かぐや姫は会おうとしません。
中臣のふさ子は、「帝の命をどうして聞かないのか」と嫗に迫りますが、かぐや姫は「それなら早く私を殺してしまえ」と叫びます。
中臣のふさ子は御所に戻り、このことを帝に伝えます。
帝は、「さすがに多くの人々を殺してきただけのことはある」とおっしゃって、この件は終わります。
しかし、帝はかぐや姫に関心を持っていたので、竹取の翁を召して、「汝が養っているかぐや姫を献上せよ」と命じます。
しかし、かぐや姫は、「無理に宮仕えをさせようとするならば、死んでしまう」と言うので、竹取の翁は仕方なくその旨を帝に伝えます。
それを聞いた帝は、「狩りの行幸をするような形で、それとなかぐや姫を見に行くことにしよう」とおっしゃいます。
帝は、急に狩りに出かけ、竹取の翁の家に寄って、かぐや姫をご覧になり、かぐや姫を輿に乗せて連れ帰ろうとされますが、かぐや姫は姿を消してしまいます。
帝は、かぐや姫が普通の人ではないと気付き、かぐや姫に歌を詠むと、かぐや姫も歌を返します。
その後、帝とかぐや姫は歌によるやり取りを続けます。
帝が狩に出たふりをして竹取の翁の家を訪ね、かぐや姫と対面する場面が、「竹取物語絵巻」に描かれています。
『高島藩主諏訪家伝来 竹取物語絵巻 下巻 絵2』 (諏訪市博物館蔵)
かぐや姫の美しさが、ついに帝の耳に入り、も入って、内侍中臣のふさ子に、「多くの求婚者たちに難題を課し、彼らの身を滅ぼしても会わないというかぐや姫とはどれほどの女なのか、見てまいれ」と命じます。
中臣のふさ子は竹取の翁の家を訪ね、嫗に「かぐや姫が美しいと聞いたので、その様子をよく見てくるように帝に命じられて来た。」と伝えます。
嫗はかぐや姫に中臣のふさ子に会うように言いますが、かぐや姫は会おうとしません。
中臣のふさ子は、「帝の命をどうして聞かないのか」と嫗に迫りますが、かぐや姫は「それなら早く私を殺してしまえ」と叫びます。
中臣のふさ子は御所に戻り、このことを帝に伝えます。
帝は、「さすがに多くの人々を殺してきただけのことはある」とおっしゃって、この件は終わります。
しかし、帝はかぐや姫に関心を持っていたので、竹取の翁を召して、「汝が養っているかぐや姫を献上せよ」と命じます。
しかし、かぐや姫は、「無理に宮仕えをさせようとするならば、死んでしまう」と言うので、竹取の翁は仕方なくその旨を帝に伝えます。
それを聞いた帝は、「狩りの行幸をするような形で、それとなかぐや姫を見に行くことにしよう」とおっしゃいます。
帝は、急に狩りに出かけ、竹取の翁の家に寄って、かぐや姫をご覧になり、かぐや姫を輿に乗せて連れ帰ろうとされますが、かぐや姫は姿を消してしまいます。
帝は、かぐや姫が普通の人ではないと気付き、かぐや姫に歌を詠むと、かぐや姫も歌を返します。
その後、帝とかぐや姫は歌によるやり取りを続けます。
帝が狩に出たふりをして竹取の翁の家を訪ね、かぐや姫と対面する場面が、「竹取物語絵巻」に描かれています。
『高島藩主諏訪家伝来 竹取物語絵巻 下巻 絵2』 (諏訪市博物館蔵)