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「かぐや」の打ち上げ成功しました。

本日午前10時30分過ぎに、鹿児島県の種子島宇宙センターから宇宙航空研究開発機構の月周回衛星「かぐや」を搭載したH2Aロケット13号機が打ち上げられました。
「かぐや」は、アメリカのアポロ宇宙船以来、最大の月探査機だそうです。
日本の月探査機では、1990年打ち上げの「ひてん」に続き2基目とのこと。
「かぐや」はかぐや姫にちなんで公募で付けられた名前です。

…ということで、今日から『竹取物語』を少しずつ紹介します。

『竹取物語』 「かぐや姫おひたち」

今は昔、竹取の翁といふものありけり。
野山にまじりて、竹を取りつつ、萬づの事に使ひけり。
名をば讃岐造麿となむいひける。
その竹の中に、本光る竹一筋ありけり。
怪しがりて寄りて見るに、筒の中光りたり。
それを見れば、三寸ばかりなる人、いと美しうて居たり。
翁いふやう、「われ朝夕毎に見る竹の中に、おはするにて知りぬ。
子になり給ふべき人なめり」とて、手に打入れて家に持ちて來ぬ。
妻の嫗に預けて養はす。美しきこと限りなし。
いと幼ければ籠に入れて養ふ。
竹取の翁この子を見つけて後に、竹を取るに、節を隔ててよ毎に、
金ある竹を見つくること重なりぬ。
かくて翁やうやう豐になり行く。
この兒養ふ程に、すくすくと大になりまさる。
三月許になる程に、よき程なる人になりぬれば、
髮上などさだして、髮上せさせ裳著す。
帳の内よりも出さず、いつきかしづき養ふ程に、
この兒の容貌清らなること世になく、家の内は暗き處なく光滿ちたり。
翁心地あしく苦しき時も、この子を見れば苦しき事も止みぬ、
腹立たしき事も慰みけり。
翁竹を取ること久しくなりぬ。
勢猛の者になりにけり。
この子いと大になりぬれば、名をば三室戸齋部秋田を呼びてつけさす。
秋田、なよ竹の赫映姫とつけつ。
此の程三日うちあげ遊ぶ。
萬づの遊をぞしける。
男女嫌はず呼び集へて、いとかしこく遊ぶ。


赫映(かぐや)姫の名付け親は、三室戸齋部秋田(みむろとのいんべのあきた)だったんですね。なぜか、私は、竹取の翁が自分で名前をつけたのだと思い込んでいました。桃太郎とごっちゃにしていたのかも…。
ちなみにこの三室戸齋部秋田さんが住んでいたところに建っているのが、あじさい寺として有名な京都・宇治の三室戸寺だそうです。





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kinkun

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