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能楽三昧の一日でした。

今日は、午前中に名古屋市博物館で開催中の狂言共同社結成120周年記念特別展 狂言でござる〔平成23(2011)年10月22日(土)~12月4日(日)〕を観覧し、午後から名古屋能楽堂十二月定例公演に出かけました。

今日は、名古屋市博物館で今日まで開催されていたで開催中の狂言共同社結成120周年記念特別展 狂言でござるを紹介します。
この展覧会には、先週も出かけましたが、時間の都合で少し駆け足だったので、最終日の今日、再び出かけたものです。
名古屋市博物館のサイトので開催中の狂言共同社結成120周年記念特別展 狂言でござるのページ:http://www.museum.city.nagoya.jp/tenji111022.html

名古屋市博物館201112_01

この展覧会は、名古屋狂言を明治以降守り伝えてきた和泉流門下の人々が結成した“狂言共同社”が、平成22年に結成120周年をむかえたのを記念し開催されるものだそうで、“狂言共同社”の所蔵資料が一堂に展示されていました。

展覧会は5章で構成されていました。

序章 猿にはじまり狐に終わる

狂言師は、幼少の頃に「靫猿」を演じます(初舞台のこともあるそうです)。
さらに、狂言師の登竜門と呼ばれる演目に「」の三番叟があります。
また、狂言師の卒業試験と呼ばれる演目が「釣狐」です。
ここでは、その三つの演目が紹介されていました。

名古屋市博物館201112_02

第一章 狂言の物語世界

狂言では庶民の日常生活が描かれます。
登場人物もどこにでもいる人々です。
また、恐ろしいはずの鬼が気弱な姿を見せたり、大名が蚊の精と相撲をとったり、人間に化けた狐が猟師のもとにやって来たりと、ファンタジックな演目も多くあります。

1 主人公の出で立ち

ここでは、太郎冠者、主人、大名、女、山伏、新発意、僧の出で立ちがマネキンで展示されていました。

2 来訪者の表情 

夷、大黒、毘沙門などの神さまや鬼、動物の狂言面が展示されていました。

名古屋市博物館201112_03

3 能と狂言

男性面の「三光尉」と「祖父〔おおじ〕」、女性面の「小面」と「」、「比丘貞」というように、能面狂言が並んで展示されており、興味深かったです。

名古屋市博物館201112_04

第二章 尾張の狂言

尾張藩では初代藩主である徳川義直の代から能楽の充実がはかられます。
大蔵流鷺流という二つの大きな狂言の流派がある中で、群小諸派の一人であった山脇元宜尾張藩に召し抱えられ、名古屋狂言の礎が築きます。
山脇元宜が樹立した流派は、宗家の山脇という名にちなんで、山脇流と呼ばれましたが、尾張藩の庇護のもと主要な流派の地位を得て、明治以降は和泉流と呼ばれるようになりました。
ここでは、尾張藩が上演した能狂言や、町人が楽しんだ能狂言に関わる資料が展示されていました。

1 尾張藩と和泉流狂言

2 町人と能狂言

第三章 狂言共同社

1 狂言共同社結成


明治維新を迎えると、和泉宗家の東京への移住などによって、名古屋狂言は存続の危機におちいります。
その中で、明治24(1891)年に和泉流門下の弟子であった旧家や商家の主人たちが、名古屋狂言を絶やさないようにと結成したのが“狂言共同社”です。
メンバーの一人の伊勢門水は、多くの狂言画も遺した名古屋を代表する風流人で、その伊勢門水狂言画もたくさん展示されていました。

名古屋市博物館201112_05

2 狂言共同社の現在 昭和から平成

現在の“狂言共同社”は、結成メンバーから数えて4、5世代ほど経過して、ますます活発な活動を続けています。
ここでは、そうした最近の活動の様子が展示されていました。

第四章 狂言共同社の伝える文化財

1 伝承の結晶 台本


狂言共同社”の所蔵品の中の伝書や台本の初めて大々的な展示でした。
中でも、和泉流七代目山脇元業が、先代や先々代から教えを受けた内容を書き留めた「秘伝聞書」をもとに編纂した「雲形本」と呼ばれる狂言六議は、口伝であった芸の伝承を文字として記録した非常に貴重なものだそうです。

名古屋市博物館201112_06

2 舞台を彩る装束

素袍、縫箔、厚板などの華麗な狂言装束が展示されていました。
能装束に比べると地味なイメージのある狂言装束ですが、展示されているものを見ると色鮮やかなものもたくさんあり、少し驚きました。

3 狂言の象徴 肩衣

狂言装束を代表する肩衣が展示されていました。
多様なデザインが印象的で、特に糸巻きや炭などの日用品をモチーフにしたユニークなデザインが目を引きました。

名古屋市博物館201112_07


装束・面・台本などを紹介する中、数多くの上演写真が展示されており、非常にわかりやすい展示でした。
最終日ということもあり、会場内は先週行った時よりもかなり混雑していました。

最初の看板の写真以外の写真は、名古屋市博物館の屋外通路に展示されていたミニ看板です。
前回の展覧会のとき(2011年8月28日の日記参照)も思いましたが、わかりやすく親しみが持てる作りで良い試みだと思いました。



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kinkun

Author:kinkun
名古屋春栄会のホームページの管理人

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