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今日の謡の稽古は、『弓八幡』の6回目。

今日のの稽古は、『弓八幡』の7回目でした。
今日の場面は、高良の神が、君を守る神楽を奏し、御代を祝う場面です。
※『弓八幡』のあらすじ:http://www.syuneikai.net/yumiyawata.htm(名古屋春栄会のサイトから)

シテ「あら有難やもとよりも。人の国よりわが国。
   他の人よりはわが人と。誓いの末もあきらけき。
   真如実相の月弓の。八百万代に末までも。
   動かず絶えず君守る。高良の神とは.わが事なり。

地謡「二月の。初卯の神楽おもしろや。
シテ「うたえや謡え。日影さすまで。
地謡「そでの白木綿かえすがえすも。千代の声ごえ。謡うとかや。
〔神舞〕
地謡「げにや末世と.言いながら。げにや末世と言いながら。
   神の誓いはいやましに。かくあらたなる御相好。
   拝むぞたっとかりける。

シテ「君を守りの御誓い。もとより定めある上に。
   殊にこの君の神徳。天下一統と守るなり

地謡「げにげに神代今の代の。しるしの箱の明らかに。
シテ「この山上に宮居せし。
地謡「神の昔は。
シテ「ひさかたの。
地謡「月の桂の男山。さやけき影は所から。
   畜類鳥類鳩吹く松の風までも。
   皆神体と現れ.げにたのもしき神ごころ。
   示現大菩薩八幡の.神徳ぞ豊かなりける。
   神徳ぞ豊か.なりける。


今日の箇所を稽古していただくのは2回目(2010年3月20日の日記参照)なので、自分ではうまく謡えたつもりでした。
ただ、穂高先生はそのことに気付いていらっしゃらないようでしたので、自分で思うほどうまく謡えていたわけではないようです。


一方、仕舞の稽古は、『吉野静』のキリの2回目でした。
今日で最後まで進みました。
※『吉野静』のあらすじ:http://www.syuneikai.net/yoshinoshizuka.htm(名古屋春栄会のサイトから)

地謡「さるほどに。時移って。主君も今は。忠信が。
   かしこき謀に。難なく君をば。落とし申し。
   心静に。願成就して。都へとてこそ。かえりけれ。


後半はゆったり舞うようにとの指導を受けました。
本番までにあと3回ほどしか稽古がないので、しっかり復習しようと思っています。



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kinkun

Author:kinkun
名古屋春栄会のホームページの管理人

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