2011/10/03 20:15:01
今日は友蔵さんの誕生日です。
テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」の主人公のさくらももこの祖父がさくら友蔵です。
物語の舞台は、昭和49(1974)年の清水市(現在の静岡市清水区)で、友蔵さんは明治31(1898)年10月3日生まれの76歳という設定です。
したがって、今日が友蔵さんの誕生日です。
友蔵さんは俳句が好きで、何かあると“友蔵心の俳句”と題して心の中で俳句を詠みますが、本人は俳句に季語が必要であることを知らなかったようで、ほとんどの俳句には季語が入っておらず、実際には川柳です。
今日は、“友蔵心の俳句”の中から、珍しく季語の入っている句を紹介します。
わがおもい ふはつとなりて はなびちる
ウニなんて わしもたべたい だけどシメサバ
川柳以外の何物でもありませんが、表記に漢字を入れてみると、特に前者など少し俳句らしくなりませんか?
我が思い 不発となりて 花火散る (友蔵)
海胆なんて わしも食べたい だけどしめ鯖 (友蔵)
ちなみに、花火は秋の、海胆は春の季語です。
ところで、俳句つながりですが、今日(10月3日)は蛇笏忌(山廬忌)です。
花火つながりで、格調高い句で知られた飯田蛇笏の花火の句を一句紹介します。
花火見や 風情こごみて 舟の妻 (蛇笏)
テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」の主人公のさくらももこの祖父がさくら友蔵です。
物語の舞台は、昭和49(1974)年の清水市(現在の静岡市清水区)で、友蔵さんは明治31(1898)年10月3日生まれの76歳という設定です。
したがって、今日が友蔵さんの誕生日です。
友蔵さんは俳句が好きで、何かあると“友蔵心の俳句”と題して心の中で俳句を詠みますが、本人は俳句に季語が必要であることを知らなかったようで、ほとんどの俳句には季語が入っておらず、実際には川柳です。
今日は、“友蔵心の俳句”の中から、珍しく季語の入っている句を紹介します。
わがおもい ふはつとなりて はなびちる
ウニなんて わしもたべたい だけどシメサバ
川柳以外の何物でもありませんが、表記に漢字を入れてみると、特に前者など少し俳句らしくなりませんか?
我が思い 不発となりて 花火散る (友蔵)
海胆なんて わしも食べたい だけどしめ鯖 (友蔵)
ちなみに、花火は秋の、海胆は春の季語です。
ところで、俳句つながりですが、今日(10月3日)は蛇笏忌(山廬忌)です。
花火つながりで、格調高い句で知られた飯田蛇笏の花火の句を一句紹介します。
花火見や 風情こごみて 舟の妻 (蛇笏)