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地蔵菩薩像が特別公開されていました。

先月の京都日帰り旅行(2011年8月26日の日記参照)では、南禅寺・大寧軒2011年9月11日の日記参照)と共に第36回京の夏の旅・文化財特別公開〔平成23年7月9日(土)~9月30日(金)〕で公開中の白沙村荘・橋本関雪記念館も訪ねました。
社団法人京都市観光協会第36回京の夏の旅・文化財特別公開のページ:http://www.kyokanko.or.jp/natsu2011/natsutabi11_02.html

白沙村荘201108_02
[2011年8月26日(金)撮影]

銀閣寺の近くに建つ白沙村荘は、京都画壇で格調高い画風で知られた日本画家の橋本関雪〔明治16(1883)年~昭和20(1945)年〕の邸宅だそうです。
関雪は、大正5(1916)年に、現在の白沙村荘の北半分の敷地を入手し、自ら指揮して、池を作るなどの作庭を行い、いったん庭園を完成させますが、昭和5(1930)年には南続きの敷地を入手して、北側の敷地につなげる形で池を広げるなどして庭園を作り直し、蒐集した石造品を随所に据えつつ、庭園を完成させたそうです。
関雪は、晩年に「庭を造ることも、画を描くことも一如不二のものであった」と語ったそうで、作庭にあっても飛び抜けた才能を持っていたようです。

庭園は、東山を借景とした美しい回遊式庭園で2,800坪の広さをもち、関雪が代表作の制作を行っていた大画室「存古楼」をはじめ、園内にある建物も関雪自身の設計だそうです。
木陰には蒐集していた珍しい石塔石仏灯籠などが点在し、庭園全体を関雪の一つの大きな作品として鑑賞することができるようになっています。
関雪が中国の風物なども踏まえながら、独自の感性によって作りあげられた白沙村荘は、近代の庭園の中でも独自の美しさを示す庭園として、平成15(2003)年に国の名勝に指定されています。
白沙村荘・橋本関雪記念館の公式サイト:http://www.hakusasonso.jp/

今年の京の夏の旅・文化財特別公開では、持仏堂に祀られている鎌倉期のもので重要文化財の「地蔵菩薩像」が特別公開されていました。

白沙村荘201108_03
持仏堂:2011年8月26日(金)撮影]

園内各所に配置されている石造物、重厚な石橋、竹や笹の林、白松(ハクショウ)などが中国文人世界の雰囲気を醸し出しています。

白松は、昭和初期に関雪が中国から持ち帰り庭園に植えたそうですが、この時の木は既に枯れてしまい、現在あるのはその子孫だそうです。

白沙村荘201108_04
[2011年8月26日(金)撮影]

白松は、中国の北西部が原産のマツ科常緑高木で、学名はPinus bungeana
中国では神聖な木とされ、王宮や墳墓、寺院などに植栽されているそうです。
樹皮は光沢のある淡灰色で、松葉が全て3葉なのが大きな特徴で、国内では赤坂離宮など数か所にしか植えられていないそうです。

また、竹林の中には「藪の羅漢」と呼ばれる羅漢像が置かれています。
そのお姿を見ていると、心が洗われる感じがしました。

白沙村荘201108_05
[2011年8月26日(金)撮影]

庭園内ではの花が咲き始めており、秋の気配が漂っていました。

白沙村荘201108_06
[2011年8月26日(金)撮影]


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kinkun

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名古屋春栄会のホームページの管理人

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