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今日の謡の稽古は、『笠ノ段』でした。

7月31日に開催される第42回名古屋春栄会仕舞笠ノ段』の地謡がついているので、今日はの稽古で『笠ノ段』を教えていただきました。
能には、段物〔だんもの〕と呼ばれている部分があり、特定の曲の中で、まとまった謡いどころや舞いどころ、囃しどころのことを言います。
この部分は、番組でも「○○ノ段」と記載され、独吟、仕舞、一調を演奏する部分になっています。
1曲の中でも見所となっている一段なので、構造も特殊で、内容も濃く、型も派手なものが多いです。
段物については、2007年6月18日の日記で、紹介しています。

笠ノ段』は芦刈』の一部です。なお、一般的に番組には『笠ノ段』としか書かれません。
※『芦刈』のあらすじ:http://www.syuneikai.net/ashikari.htm(名古屋春栄会のサイトから)
第42回名古屋春栄会の番組:http://www.syuneikai.net/syunei42prog.htm(名古屋春栄会のサイトから)

シテ「あれ御覧ぜよ御津の浜に。網子ととのうる網船の。
   えいやえいやと寄せ来たるぞや。

地謡「名にし負う難波津の。名にし負う難波津の。歌にも大宮の。
   内まで聞こゆ網引きすと。網子ととのうる。
   海士の呼び声と詠みおける。古歌をも引く網の。
   目の前に見えたる有様.あれ御覧ぜよや人人。

シテ「おもしろや心あらん。
地謡「おもしろや心あらん。人に見せばや津の国の。
   難波わたりの春の景色。おぼろ舟こがれ来る。
   沖のかもめ磯千鳥。連れだちて友呼ぶや。海士の小舟なるらん。
   雨に着る。田簑の島もあるなれば。露も真菅の。
   笠はなどか無からん。難波津の春なれや。

シテ「名に負う梅の花笠。
地謡「縫うちょう鳥の翼には。
シテ「鵲も有明の。
地謡「月の笠に袖さすは。
シテ「天つ乙女の衣笠。
地謡「それは乙女。
シテ「これはまた。
地謡「なにわ女の。難波女の。かずく袖笠肘笠の。雨の芦辺の。
   みだるるかたおなみ。あなたへざらり。こなたへざらり。
   ざらりざらり.ざらざらざっと。風の上げたる。古簾。
   つれづれもなき心.おもしろや。


段物は謡どころだけあって、分量も多い上に、も難しいので大変です。

一方、今日の『自然居士』の舞囃子の稽古は、申合せ2011年7月6日の日記参照)後、最初の稽古でした。
申合せのときに、囃子と少しずれていた羯鼓の部分を中心に指導していただきました。
※『自然居士』のあらすじ:http://www.syuneikai.net/jinenkoji.htm(名古屋春栄会のサイトから)

もう後1回しか、しかも本番の前日しか稽古はありませんので、自宅で羯鼓の部分を中心に、しっかり稽古しようと思っています。




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kinkun

Author:kinkun
名古屋春栄会のホームページの管理人

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