2011/07/07 20:32:09
今日は七夕です。
新暦の七夕は、本州の多くの地域では梅雨の真っ只中にあたり、雨や曇りの日が多いですが、旧暦(太陰太陽暦)の7月7日は、新暦の8月上旬頃にあたり、梅雨もすっかり明けて、夏の暑さがピークを迎えているころになり、晴天の日も多いようです。
また、8月上旬だと午後9時ごろには、天の川がちょうど真上に位置するそうです。
※「なぜ梅雨時に七夕祭り?」:http://www.astroarts.co.jp/special/tanabata/calendar-j.shtml(アストロアーツのサイトから)
七夕は、『枕草子』にも登場しています。
『枕草子』 (清少納言)
第十段
正月一日、三月三日は、いとうららかなる。五月五日は曇りくらしたる。七月七日は曇り、夕がたは晴れたる空に月いとあかく、星のすがた見えたる。九月九日は、曉がたより雨少し降りて、菊の露もこちたくそぼち、おほひたる綿などもいたくぬれ、うつしの香ももてはやされたる。つとめては止みにたれど、なほ曇りて、ややもすれば、降り落ちぬべく見えたるもをかし。
旧暦の7月7日だと、上弦の月(半月)になり、日没時点で既に南天の高い位置にあるので、まさに“空に月いとあかく”という表現がぴったりです。
ちなみに今年(2011年)の旧暦の7月7日は、8月6日にあたり、月の出は12時00分、月の入は22時28分とのことです。
新暦の七夕は、本州の多くの地域では梅雨の真っ只中にあたり、雨や曇りの日が多いですが、旧暦(太陰太陽暦)の7月7日は、新暦の8月上旬頃にあたり、梅雨もすっかり明けて、夏の暑さがピークを迎えているころになり、晴天の日も多いようです。
また、8月上旬だと午後9時ごろには、天の川がちょうど真上に位置するそうです。
※「なぜ梅雨時に七夕祭り?」:http://www.astroarts.co.jp/special/tanabata/calendar-j.shtml(アストロアーツのサイトから)
七夕は、『枕草子』にも登場しています。
『枕草子』 (清少納言)
第十段
正月一日、三月三日は、いとうららかなる。五月五日は曇りくらしたる。七月七日は曇り、夕がたは晴れたる空に月いとあかく、星のすがた見えたる。九月九日は、曉がたより雨少し降りて、菊の露もこちたくそぼち、おほひたる綿などもいたくぬれ、うつしの香ももてはやされたる。つとめては止みにたれど、なほ曇りて、ややもすれば、降り落ちぬべく見えたるもをかし。
旧暦の7月7日だと、上弦の月(半月)になり、日没時点で既に南天の高い位置にあるので、まさに“空に月いとあかく”という表現がぴったりです。
ちなみに今年(2011年)の旧暦の7月7日は、8月6日にあたり、月の出は12時00分、月の入は22時28分とのことです。