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古筆のたのしみ」展を見学しました。

日曜日(2011年6月12日)に名古屋市博物館に行きました(2011年6月13日の日記参照)が、常設展示室テーマ10では古筆のたのしみ〔2011年5月31日(火)~7月10日(日)〕が開催中でした。
名古屋市博物館常設展示室テーマ10「近世尾張の文化」では、1~2か月ごとに展示替を行っているそうです。
名古屋市博物館のサイトの古筆のたのしみのページ:http://www.museum.city.nagoya.jp/kohitunotanoshimi.html

名古屋市博物館201106_05
[2011年6月12日(日)撮影]

この展示は、古人の筆跡を集めた古筆手鑑〔こひつてかがみ〕貼交屏風〔はりまぜびょうぶ〕によって、筆跡を楽しむ文化を紹介するものとのことです。

古くからわが国には、“筆跡によって古人を偲ぶ”、あるいは“優れた筆跡を芸術として鑑賞する”、という文化があったそうで、この古人の筆跡が“古筆”と呼ばれていたとのことです。
なお、古人とは、奈良・平安・鎌倉時代の著名人を指していましたが、次第に江戸時代前期頃の人までを含むようになったそうです。

室町期から安土桃山期にかけて、冊子本巻子本の“古筆”を切断して収集するようになり、これが“古筆切”と呼ばれたそうです。
古筆切”は、掛幅に改装されたり、筆跡の手本である古筆手鑑に収められたり、屏風などに貼られたりしたとのことです。

この展示での圧巻は、『古筆貼交屏風』です。
森川如春庵旧蔵で、二曲一双の屏風に平安期から鎌倉期の古筆切9葉が散らし貼りにされています。
貼られているのは、右隻が、「伊予切」、「補任切」、「夢記切」、「安嘉門院四条五百首切」、「因幡切」の5葉、左隻が、「内侍切」、「片仮名古今和歌集切」、「古今和歌集切」、「記録切」(明月記断簡)の4葉でした。
※『古筆貼交屏風』から明恵筆「夢記切」: http://www.museum.city.nagoya.jp/tenji11/yumeki.jpg名古屋市博物館のサイトから)

また、重要美術品の「日野切」もすばらしかったです。

姿を替え、持ち主を変えながら、長い時代の間、大切にされ、愛されてきた“古筆切”を見ることのできる見応えのある展示でした。



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kinkun

Author:kinkun
名古屋春栄会のホームページの管理人

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