2011/02/01 19:57:06
「名品コレクション展Ⅲ」を見ました。
日曜日(2011年1月30日)に名古屋市美術館に行きました〔2011年1月31日の日記参照〕が、常設展示室では常設展「名品コレクション展Ⅲ」〔2010年12月4日(土)~2月6日(日)〕が開催中でした。
※名古屋市美術館のサイトの常設展「名品コレクション展Ⅲ」のページ:http://www.art-museum.city.nagoya.jp/tenrankai/josetsu/index.html
常設展示室1では「エコール・ド・パリ:藤田嗣治とパリの日本人画家たち」、「メキシコ・ルネサンス:メキシコのシュルレアリスム」、「現代の美術:アメリカの作家たち」の3つのテーマ別に展示されていました。
「エコール・ド・パリ:藤田嗣治とパリの日本人画家たち」の展示では、色遣いの美しい『横たわる裸婦』(マリー・ローランサン)とスーラ風の緻密な点描画の『魚』(岡鹿之助)が印象に残りました。
「現代の美術:アメリカの作家たち」の展示では、常設展示室に入ると部屋の中央に『死すべきもの』(イサム・ノグチ)が展示されていました。
不思議な魅力を持った作品で周りを3周ほどしてしまいました。
また、デイヴィッド・ホックニーの『C.P. カヴァフィによる14編の詩のための挿絵』(全12点)の内、『2 23、4歳のふたりの少年』と『3 彼は次に品質を訊ねた』の2点が展示されていました。
中でも前者は、裸の少年が2人、ベッドで並んで寝ている姿が美しい線描で描かれており、同性愛を想像させ、その恋の行方にそこはかとない悲しさを感じさせる作品でした。
この他、名古屋では今池交差点(名古屋市千種区)のモニュメント・『Showtime & Some Like It Hot』で有名なレッド・グルームスの『夜の今池トロリーバス(第一次提案)』もアメリカンポップ的な明るいトーンが楽しい作品でした。
※『Showtime & Some Like It Hot』(レッド・グルームス):http://www.city.nagoya.jp/jutakutoshi/page/0000010948.html(名古屋市の公式サイトから)
「メキシコ・ルネサンス:メキシコのシュルレアリスム」の展示では、シュルレアリスムの作品ではないのですが、名古屋市美術館の所蔵品の私のお気に入りの一つであるフリーダ・カーロの『死の仮面を被った少女』が展示されており、その前でやはり足を止めて見入ってしまいました。
※『死の仮面を被った少女』(フリーダ・カーロ):http://www.art-museum.city.nagoya.jp/img/meihin_FridaKahlo.jpg(名古屋市美術館のサイトから)
常設展示室2では、「郷土の美術:名古屋のシュルレアリスム」 の展示でした。
ここでは、人間の顔とのダブルイメージがダリ風の北脇昇の『鳥獣曼荼羅』が印象に残りました。
※『鳥獣曼荼羅』(北脇昇):http://www.art-museum.city.nagoya.jp/tenrankai/2009/images/damashie_jo.jpg(名古屋市美術館のサイトから)
いつものことながら、常設展示室はあまり人がいません。
地下にあるのが原因かもしれませんが、少し寂しかったです。
日曜日(2011年1月30日)に名古屋市美術館に行きました〔2011年1月31日の日記参照〕が、常設展示室では常設展「名品コレクション展Ⅲ」〔2010年12月4日(土)~2月6日(日)〕が開催中でした。
※名古屋市美術館のサイトの常設展「名品コレクション展Ⅲ」のページ:http://www.art-museum.city.nagoya.jp/tenrankai/josetsu/index.html
常設展示室1では「エコール・ド・パリ:藤田嗣治とパリの日本人画家たち」、「メキシコ・ルネサンス:メキシコのシュルレアリスム」、「現代の美術:アメリカの作家たち」の3つのテーマ別に展示されていました。
「エコール・ド・パリ:藤田嗣治とパリの日本人画家たち」の展示では、色遣いの美しい『横たわる裸婦』(マリー・ローランサン)とスーラ風の緻密な点描画の『魚』(岡鹿之助)が印象に残りました。
「現代の美術:アメリカの作家たち」の展示では、常設展示室に入ると部屋の中央に『死すべきもの』(イサム・ノグチ)が展示されていました。
不思議な魅力を持った作品で周りを3周ほどしてしまいました。
また、デイヴィッド・ホックニーの『C.P. カヴァフィによる14編の詩のための挿絵』(全12点)の内、『2 23、4歳のふたりの少年』と『3 彼は次に品質を訊ねた』の2点が展示されていました。
中でも前者は、裸の少年が2人、ベッドで並んで寝ている姿が美しい線描で描かれており、同性愛を想像させ、その恋の行方にそこはかとない悲しさを感じさせる作品でした。
この他、名古屋では今池交差点(名古屋市千種区)のモニュメント・『Showtime & Some Like It Hot』で有名なレッド・グルームスの『夜の今池トロリーバス(第一次提案)』もアメリカンポップ的な明るいトーンが楽しい作品でした。
※『Showtime & Some Like It Hot』(レッド・グルームス):http://www.city.nagoya.jp/jutakutoshi/page/0000010948.html(名古屋市の公式サイトから)
「メキシコ・ルネサンス:メキシコのシュルレアリスム」の展示では、シュルレアリスムの作品ではないのですが、名古屋市美術館の所蔵品の私のお気に入りの一つであるフリーダ・カーロの『死の仮面を被った少女』が展示されており、その前でやはり足を止めて見入ってしまいました。
※『死の仮面を被った少女』(フリーダ・カーロ):http://www.art-museum.city.nagoya.jp/img/meihin_FridaKahlo.jpg(名古屋市美術館のサイトから)
常設展示室2では、「郷土の美術:名古屋のシュルレアリスム」 の展示でした。
ここでは、人間の顔とのダブルイメージがダリ風の北脇昇の『鳥獣曼荼羅』が印象に残りました。
※『鳥獣曼荼羅』(北脇昇):http://www.art-museum.city.nagoya.jp/tenrankai/2009/images/damashie_jo.jpg(名古屋市美術館のサイトから)
いつものことながら、常設展示室はあまり人がいません。
地下にあるのが原因かもしれませんが、少し寂しかったです。