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今日は、ガイ・フォークス・デイです。

イギリスでは、11月5日はガイ・フォークス・デイ(Guy Fawkes Day)、または、ガイ・フォークスナイト(Guy Fawkes Night)ボンファイヤー・ナイト(Bonfire Night)と呼ばれ、各地で篝火が焚かれ、花火が打ち上げられます。
この花火は秋から冬にかけての風物詩になっているそうです。
かつては、この日に向けて子どもたちはありあわせの材料で“ガイ人形”を作って街を引き回し、「a penny for the Guy(ガイ人形に1ペニーちょうだい)」と道行く人たちにお小遣いをねだり、花火を買う資金にする習慣があったそうです。
そして、当日には、その“ガイ人形”が篝火にくべられることになったそうです。

ガイ・フォークス(Guy Fawkes)〔1570年4月13日~1606年2月10日〕は、1605年にイギリスで発覚した火薬陰謀事件の実行犯として知られている人物です。
この事件は、国会議事堂を開会式の日に爆破し、国王ジェームズ一世と国会議員たちを暗殺しようとする陰謀で、ガイ・フォークスら実行犯は、36樽の火薬を用意し、貴族院の地下室に潜んでいましたが、内通により11月5日未明に発見され捕まり、翌年、公開処刑されます。

なお、ガイ・フォークスは、スコットランドでは自由を求めて戦った英雄とされているそうです。

私が、ガイ・フォークス・デイのことを知ったのは、アガサ・クリスティの短編『厩舎街の殺人(Murder in the Mews)』でです。
テレビドラマ「名探偵ポワロ」では、『ミューズ街の殺人』というタイトルでしたが、このドラマの冒頭で、夜の町を走りまわる子どもたちの間をジャップ警部ヘイスティング大尉と共に歩いているポワロが“議事堂を爆破するのは犯罪ではないのでしょうか? ベルギー人の私には理解できません”と話した言葉が妙に記憶に残っています。
また、原作と異なり、このドラマではガイ・フォークス・デイが簡単に説明されているだけなので、この習慣を全く知らない人が見ると、なぜ子どもが走っていて、花火があちこちで打ち上げられているのか、わからないのではないかと感じたことも思い出しました。

ちなみに、本来はケルトの大晦日が由来だったハロウィンイギリスではすっかり廃れてしまい、ガイ・フォークス・デイに吸収されてしまったような形になっているようです。

ただ、最近、アメリ流のハロウィンが逆輸入されているという話も聞いたことがあります。

今晩もロンドンの街では花火が打ち上げられているのでしょうか?

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kinkun

Author:kinkun
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