2011/11/12 23:36:55
今日の謡の稽古は、『弓八幡』の6回目。
今日の謡の稽古は、『弓八幡』の6回目でした。
今日の場面は、後宇多の院の臣下に、桑の弓を袋に納めたまま君に捧げる謂れを語っていた老翁が、実は自分は高良の神だと告げて消えてしまう場面です。
※『弓八幡』のあらすじ:http://www.syuneikai.net/yumiyawata.htm(名古屋春栄会のサイトから)
シテ「遷すや神代の跡すぐに。
地謡「今も道あるまつりごと。あまねしや神籬の。おがたまの木の枝に。
金の鈴を結びつけて千早ふる神遊び。七日七夜の御神樂。
まことに天も納受し。地神も。感應の海山治まる御代に立ち帰り。
国土を守り給うなる。八幡三所の神徳ぞめでたかりける。
げにや誓いも.影高き。げにや誓いも影高き。
この二月の神祭りかかる神慮ぞありがたき。
シテ「ありがたき千世の御声を松風の。ふけ行く月の夜神樂を。
奏して君を祈らん。
地謡「いのる願いも瑞籬の。久しき代より仕へてし。
シテ、ツレ「われはまことは代代を経て。今この年になるまでも。
地謡「生けるを放つ。高良の神とはわれなるが。この御代を守らんと。
唯今ここに来たりたり。八幡大菩薩の。
御神託ぞ疑うなとてかき消すように.うせにけりかき消すやうに.失せにけり。
<中入>
ワキ、ワキツレ二人「都に帰り.神勅を。
ワキツレ二人「都に帰り神勅を。
ワキ、ワキツレ二人「ことごとく奏しあぐべしと。言えばお山も音樂の。
聞こえて異香薫ずなる。げにあらたなる奇特かなげにあらたなる.奇特かな。
今日の謡は、それほど難しいところはありませんでした。
一方、仕舞の稽古は、今日から『吉野静』のキリを始めました。
※『吉野静』のあらすじ:http://www.syuneikai.net/yoshinoshizuka.htm(名古屋春栄会のサイトから)
シテ「賤やしづ。しづのおだまきくりかえし。
地謡「昔を今に。なすよしもがな。
大かた舞の面白さに。大かた舞の面白さに。
時刻を移して。進まぬもありけり。または判官の。
武勇におそれて。よし義経をば。落とし申せと。
僉議加うる。衆徒もありけり。
お正月の会までは、稽古の回数があまりないので、しっかり稽古したいと思っています。
今日の謡の稽古は、『弓八幡』の6回目でした。
今日の場面は、後宇多の院の臣下に、桑の弓を袋に納めたまま君に捧げる謂れを語っていた老翁が、実は自分は高良の神だと告げて消えてしまう場面です。
※『弓八幡』のあらすじ:http://www.syuneikai.net/yumiyawata.htm(名古屋春栄会のサイトから)
シテ「遷すや神代の跡すぐに。
地謡「今も道あるまつりごと。あまねしや神籬の。おがたまの木の枝に。
金の鈴を結びつけて千早ふる神遊び。七日七夜の御神樂。
まことに天も納受し。地神も。感應の海山治まる御代に立ち帰り。
国土を守り給うなる。八幡三所の神徳ぞめでたかりける。
げにや誓いも.影高き。げにや誓いも影高き。
この二月の神祭りかかる神慮ぞありがたき。
シテ「ありがたき千世の御声を松風の。ふけ行く月の夜神樂を。
奏して君を祈らん。
地謡「いのる願いも瑞籬の。久しき代より仕へてし。
シテ、ツレ「われはまことは代代を経て。今この年になるまでも。
地謡「生けるを放つ。高良の神とはわれなるが。この御代を守らんと。
唯今ここに来たりたり。八幡大菩薩の。
御神託ぞ疑うなとてかき消すように.うせにけりかき消すやうに.失せにけり。
<中入>
ワキ、ワキツレ二人「都に帰り.神勅を。
ワキツレ二人「都に帰り神勅を。
ワキ、ワキツレ二人「ことごとく奏しあぐべしと。言えばお山も音樂の。
聞こえて異香薫ずなる。げにあらたなる奇特かなげにあらたなる.奇特かな。
今日の謡は、それほど難しいところはありませんでした。
一方、仕舞の稽古は、今日から『吉野静』のキリを始めました。
※『吉野静』のあらすじ:http://www.syuneikai.net/yoshinoshizuka.htm(名古屋春栄会のサイトから)
シテ「賤やしづ。しづのおだまきくりかえし。
地謡「昔を今に。なすよしもがな。
大かた舞の面白さに。大かた舞の面白さに。
時刻を移して。進まぬもありけり。または判官の。
武勇におそれて。よし義経をば。落とし申せと。
僉議加うる。衆徒もありけり。
お正月の会までは、稽古の回数があまりないので、しっかり稽古したいと思っています。
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