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今日の謡の稽古は、『源氏供養』の5回目。

今日のの稽古は、『源氏供養』の5回目、およそ2か月ぶりの再開でした(2011年7月2日の日記参照)。
今日の場面は、安居院の法院の求めに応じ、紫式部の霊が薄衣の袖をあざやかに返し、源氏六十帖の物語を連ねつつ舞う場面の途中までです。
※『源氏供養』のあらすじ:http://www.syuneikai.net/genjikuyo.htm(名古屋春栄会のサイトから)

地謡「ゆめのうちなる舞の袖。ゆめのうちなる.舞の袖。
   現にかえす.よしもがな。

シテ「花ぞめ衣の色がさね。
地謡「紫におう。袂かな。
<イロエ>
地謡「それ無常といっぱ。目の前なれども形もなく。
   一生夢の如し。誰あって百年の齢を受る。槿花一日ただ同じ。

シテ「然れば春の夜のおぼろ月夜をながめしに。
地謡「涙のとがか曇る夜の。
   長雨ふるや須磨の浦世に汐じめる御住居。

シテ「ここに数ならぬ紫式部。頼みをかけて石山寺。
   悲願をたのみ籠りいて。この物語を筆にまかす。

地謡「されどもついに供養をせざりし科により。
   妄執の雲も晴れがたし。

シテ「今あいがたき縁に向って。
地謡「心中の諸願をおこし。ひとつの巻物にうつし。
   無明の眠りを覚す。南無や光源氏の幽霊.成等正覚。

〔クセ〕
地謡「そもそも桐壷の。夕べの煙すみやかに.法性の空にいたり。
   箒木の夜のことの葉は.ついに覚樹の.花散りぬ。
   空蝉のむなしきこの世をいといては。夕顔の露の命を観じ。
   若紫の雲の迎え末つむ花の台に座せば。紅葉の賀の秋の。
   落葉もよしやただ。たまたま。仏意にあいながら。
   さかき葉のさして往生を願うべし。


今日のの後半は、クセの仕舞どころで、何度か地謡で謡ったことのある箇所でしたので、謡いやすかったです。


一方、仕舞の稽古も、およそ4か月ぶりに『山姥』のクセの稽古を再開しました(2011年4月16日の日記参照)。
※『山姥』のあらすじ:http://www.syuneikai.net/yamanba.htm(名古屋春栄会のサイトから)

地謡「仏あれば衆生あり。衆生あれば山姥もあり。柳は緑。
   花は紅の色色。さて人間に遊ぶこと。
   ある時は山賎の.樵路に通う花の蔭。
   休む重荷に.肩をかし月もろともに山を出で。里まで送るおりもあり。


山姥』のクセ二段グセで長い仕舞なので、まだまだ先は長いです。



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Author:kinkun
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