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今日は藤村忌です。

島崎藤村は、昭和18(1943)年の8月22日に大磯の自宅で亡くなりました。71歳でした。
島崎藤村の詩のいくつかは、曲がつけられ、歌としても親しまれています。
中でも詩集落梅集』におさめられている「椰子の実」は、昭和11(1936)年7月に国民歌謡の一つとして、大中寅二が作曲し、NHKラジオで放送されて、国民的な愛唱歌となりました。


椰子の實」(島崎藤村


名も知らぬ遠き島より
流れ寄る椰子の實一つ

故郷の岸を離れて
汝はそも波に幾月

舊の樹は生ひや茂れる
枝はなほ影をやなせる

われもまた渚を枕
孤身の浮寢の旅ぞ

實をとりて胸にあつれば
新なり流離の憂

海の日の沈むを見れば
激り落つ異郷の涙

思ひやる八重の汐々
いづれの日にか國へ歸らむ



この詩の舞台といわれている伊良湖岬のある愛知県田原市田原市観光協会では、沖縄県石垣島を“遠き島”に見立てて、昭和63(1988)年から毎年約100個ヤシの実を海に投げ入れているそうです。
過去23回の投流では、鹿児島長崎熊本宮崎高知愛媛兵庫和歌山三重愛知静岡東京千葉茨城福島山形の各県海岸に計107個が流れ着いたとのことです。
なお、田原市の海岸には、平成13(2001)年8月に初めて漂着したそうです。



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kinkun

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