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毛越寺を訪ねました。

先月26日の平泉訪問を紹介する4回目です。

中尊寺2011年8月8日の日記2011年8月9日の日記参照)から徒歩30分ほどで毛越寺に着きます。
毛越寺の公式サイト:http://www.motsuji.or.jp/
毛越寺〔もうつうじ〕慈覚大師円仁が開山し、奥州藤原氏二代基衡から三代秀衡の時代に多くの伽藍が造営され、往時には堂塔40、僧坊500を数え、中尊寺をしのぐほどの規模と華麗さであったといわれているとのことです。
奥州藤原氏滅亡後、度重なる災禍に遭いすべての建物が焼失しましたが、現在、大泉が池を中心とする浄土庭園と平安時代の伽藍遺構がほぼ完全な状態で保存されており、国の特別史跡特別名勝の二重の指定を受けています。

毛越寺浄土庭園の中心が大泉が池です。
池は東西約180m、南北約90m、池のほぼ中央に東西約70m、南北約30m、勾玉状の中島があり、池の周辺や中島にはすべて玉石が敷かれています。

毛越寺201107_01
[2011年7月26日(火)撮影]

池の西の端に慈覚大師円仁を祀る開山堂があります。
大師像のほか両界大日如来像奥州藤原氏三代清衡基衡秀衡の画像が安置されているとのことです。

毛越寺201107_02
[2011年7月26日(火)撮影]

庭園の北東には遣水〔やりみず〕があります。
遣水とは、池に水を取り入れるための水路で、水流の中に様々な石組みを配しています。
発掘調査により発見、復元されたものだそうです。
この時代の遺構としては全国唯一のもので、毎年5月に平安時代の遊びである曲水の宴が再現されるとのことです。
なお、今年は東日本大震災のため中止されたそうです。

毛越寺201107_03
[2011年7月26日(火)撮影]

遣水の東側にある建物が常行堂です。
現在の常行堂は、享保17(1732)年に仙台藩第5代藩主伊達吉村が武運長久を願って再建したものだそうです。
堂は宝形造で本尊は阿弥陀如来、奥殿には秘仏として摩多羅神が祀られているとのことです。
この秘仏・摩多羅神は、平成12(2000)年に御開帳されましたが、今後は33年に一度の御開帳になったとのことです。
次の御開帳まで生きていられるだろうか?

毛越寺201107_04
[2011年7月26日(火)撮影]

園中最も美しい景観の一つと言われているのが、出島石組池中立石です。
池の東南岸にあり、水辺から水中へと石組が突き出した荒磯風の出島で、その先端の飛び島には約2.5mの立石が据えられています。
この立石が東日本大震災の4月7日の余震で傾いたとのことで、ちょうど修復工事中でした。

毛越寺201107_05
[2011年7月26日(火)撮影]

30年近く前に訪れたときは何もなかったのに、立派な平安時代の浄土庭園に復元されていて驚きました。

なお、毛越寺浄土庭園と平安時代の伽藍遺構世界遺産の登録資産として個別指定されています。

震災を乗り越えての世界遺産の登録、本当におめでとうございます。

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kinkun

Author:kinkun
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