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金色堂を訪ねました。

先月26日の平泉訪問を紹介する3回目です。
昨日(2011年8月8日の日記参照)に続き、中尊寺を紹介します。
中尊寺の公式サイト:http://www.chusonji.or.jp/

本堂を過ぎ、少し坂道を下ると右手に讃衡蔵があります。
讃衡蔵は、平成12(2000)年に中尊寺に伝わる文化財・宝物を永く後世に伝える宝物館として、新築されたものだそうです。
確かに30年近く前に訪れたときにはありませんでした。
館名の讃衡蔵は、“奥州藤原氏三代清衡基衡秀衡の衡)の偉業をたたえ(讃)る宝蔵”という意味とのことでしたす。
なお、讃衡蔵金色堂の拝観券は共通で、ここで販売されていました。

そして、讃衡蔵の隣にあるのが、中尊寺金色堂です。
金色堂は、中尊寺創建当初の姿を唯一、今に伝える建造物で天治元(1124)年に完成しています。
一辺が3間(5.46m)の宝形造、木瓦葺の小堂で、柱、壁、床、天井、扉など総漆塗りの上に布を張りさらにその上に金箔が張られています。
屋根を支える4本の柱には1本当り4体の仏が3段、合計12体、金色堂全体では48体が漆の絵として描かれています。
4本の巻柱須弥壇長押にいたるまで、白く光る螺鈿、透かし彫りの金具・漆の蒔絵など絢爛豪華の一語に尽きます。
仏像は、須弥壇の上に本尊阿弥陀如来、その右前に観音菩薩と左前に勢至菩薩、左右に3体ずつ地蔵菩薩が1列に並び、最前列には右に持国天、左に増長天が配置されています。
この配置は他に例を見ない金色堂独特のものだそうです。
中央の須弥壇の中には、初代清衡、左の壇に二代基衡、右の壇に三代秀衡の遺体と四代泰衡の首級が安置されているとのことです。
金色堂は国宝に指定されています。

中尊寺201107_06
[2011年7月26日(火)撮影]

覆堂の中は撮影禁止なので、こちらでご覧下さい。
金色堂http://www.chusonji.or.jp/guide/precincts/images/spotphoto_konjikido_01.jpg中尊寺の公式サイトから)
金色堂・内部(左前から):http://www.chusonji.or.jp/guide/precincts/images/spotphoto_konjikido_02.jpg中尊寺の公式サイトから)
金色堂・内部(正面から):http://www.chusonji.or.jp/guide/precincts/images/spotphoto_konjikido_03.jpg中尊寺の公式サイトから)

金色堂を出て、左へ歩いて行くと旧覆堂があります。
経蔵は、間口3間、屋根は宝形、金属板葺きの建物で、重要文化財に指定されています。
もともと2階建てで、建武4(1337)年の火災で上層部を焼失し、平屋建てに改修されたと言われています。

中尊寺201107_07
[2011年7月26日(火)撮影]

旧覆堂は、金色堂を風雪から護るため正応元(1288)年に鎌倉幕府によって建てられたと伝えられているそうです。
5間四方の堂で、かつては鞘堂と呼ばれていたそうです。
昭和38(1963)年に現在の覆堂が建設されて、この位置に移築されたものです。この建物も、重要文化財に指定されています。

中尊寺201107_08
[2011年7月26日(火)撮影]

500年を超えて金色堂を風雪から守ってきたものなので、芭蕉がこの地を訪問した折も、この堂内で金色堂を参拝しことになります。
金色堂の横には、芭蕉中尊寺を訪れた57年後の延享3(1746)年に建てられた句碑があり、「五月雨の 降のこしてや 光堂」の句が刻まれていました。

中尊寺201107_09
[2011年7月26日(火)撮影]

また、旧覆堂の横には芭蕉像もありました。こちらは平成元(1991)年に設置されたもので、この像も、以前訪れたときにはありませんでした。

中尊寺201107_10
[2011年7月26日(火)撮影]

さらに奥に中尊寺鎮守白山神社があります。
この白山神社には能舞台があり、重要文化財に指定されています。
この能舞台は、舞台橋掛鏡の間楽屋からなり、正統的かつ本格的な規模と形式の近世能舞台としては東日本で唯一現存しているものだそうです。
現在の能舞台は、嘉永2(1849)年の焼失後、嘉永6(1853)年に再建されたものとのことです。

中尊寺201107_11
[2011年7月26日(火)撮影]

趣のある野外舞台なので、一度舞ってみたいと思いました。

白山神社では、被災地の一日も早い復興を祈りました。

なお、中尊寺では、金色堂金色堂旧覆堂経蔵白山神社能舞台世界遺産の登録資産として個別指定されているとのことです。



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Author:kinkun
名古屋春栄会のホームページの管理人

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