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『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』を見に行きました。

昨日、台風が近づく中、『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』(Pirates of the Caribbean:On Stranger Tides)を109シネマズ名古屋IMAX-3D(吹替版)で見ました。
今年1月に『トロン:レガシー』を見たとき(2011年1月23日の日記参照)の予想どおり、3Dで見ることになりました。
※『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』の公式サイト:http://www.disney.co.jp/pirates/
109シネマズ名古屋の公式サイト:http://109cinemas.net/nagoya/

21世紀を代表する大ヒット映画シリーズとなりつつあるジェリー・ブラッカイマー製作、ジョニー・デップ主演の「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ、4年ぶりの第4作です。
なお、監督は今回からロブ・マーシャルに交代しています。

ウィル・ターナーエリザベス・スワンの物語が前作までの3部作で一応の完結したので、孤高の海賊ジャック・スパロウの前には、新たな敵、新たな仲間、新たな使命が登場して、新たな冒険が始まります。

ロンドンで、ジャック・スパロウは、かつての恋人のアンジェリカと再会します。
しかし、彼女は女海賊になっており、永遠の命を得るという伝説の泉“生命の泉”の場所を知るためにジャックに近づいたのでした。
そこに、史上最強の海賊と言われる黒ひげスペイン王フェルナンド6世に対抗する英国王ジョージ2世に忠誠を誓い、英国海軍将校になったバルボッサがからみ、“生命の泉”をめぐる激しい争奪戦が始まります。

物語は、“生命の泉”を巡るジャックアンジェリカ黒ひげバルボッサ英国海軍スペイン海軍の五つ巴の戦いで展開します。
それぞれの思惑が異なり、誰が敵で、誰が味方か区別がつかないまま物語が進み、見ていて観客を飽きさせません。
141分という上映時間もあっという間でした。

また、冒頭の英国王宮から脱出するシーンなど、序盤から相手を騙して形勢を逆転させるというジャックの最大の魅力が全開です。
中盤では、船乗りを誘惑し、海に引きずりこむ人魚も怪しげな魅力があり、夜の海に押し寄せる白い肌の人魚たちは圧巻です。
また、バルボッサジャックとの息のあった掛け合いも大きな見どころです。
また、猿のジャックもほんの少しですが、登場します。

しかし、肝心の海の上での海戦シーンはまったくなく、物語の大半が陸上での“生命の泉”探しのため、海洋アドベンチャーとしての魅力はあまり感じられませんでした。
さらに、その“生命の泉”探しも移動のシーンが目立ち、海中でのの登場シーンを除くと3Dの効果もあまり発揮されていないように思います。
イアン・マクシェーンが演じる黒ひげの悪役ぶりもディービー・ジョーンズに比べると物足りないですし、ペネロペ・クルスが演じる女海賊アンジェリカにも海賊らしさはほとんど感じられません。
…とこう書くとやたら欠点が目立つ映画のようですが、見る前の期待が大きかったのでそう感じただけで、水準以上の面白い映画でしたので、見る価値は十分にあると思います。

今回も、エンドロールになった時点で席を立つ人が結構いましたが、シリーズ恒例の長いエンドロールの後のちょっとしたワンシーンは今回もありますので、これから見に行かれる方はぜひお見逃しのないように。





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