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2011 / 05
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今日の謡の稽古は、『自然居士』の舞囃子の部分でした。

今日のの稽古は、『自然居士』の舞囃子の部分を稽古していただきました。
前回の稽古(2011年5月14日の日記参照)のときに、夏の会で『自然居士』の舞囃子をすることを決めたためです。
※『自然居士』のあらすじ:http://www.syuneikai.net/jinenkoji.htm(名古屋春栄会のサイトから)

シテ「さらばこの序にささらの起こりを語って聞かせ申そう。
   かの仏の難行苦行したまいしも。一切衆生を助けんためなり。
   居士もまたこの者ゆえに身を捨て骨を砕くべし。それささらの起こりを尋ぬるに。
   東山にある僧の。扇の上に木の葉の散りしを。数珠にて払いし音よりも。
   ささらという事始まりたり。そのごとくささらの子には百八の数珠。
   ささらの竹には扇の骨。おっとり返しこれをする。所は志賀の.浦なれば。

地謡「さざ波やさざ波や。志賀唐崎の。松の上葉をさらりさらりとささらの真似を。
   数珠にてすれば。ささらよりなお。手をもするもの。今は助けて.たびたまえ。

ワキ「とてもの事に鞨鼓を打っておん見せ候え。
シテ「この上はともかくもなぶられ参らせ候べし。
>(…この部分は今回は省略します。)
ワキ「もとより鼓は。
地謡「波の音。
羯鼓
地謡「もとより鼓は波の音。寄せては岸を.どうどは打ち。雨雲まよう鳴神の。
   とどろとどろと鳴る時は。降り来る雨ははらはらはらと。小篠の竹の。ささらをすり。
   狂言ながらも法の道。今は菩提の岸に寄せくる。舟の内より。
   ていとうど打ち連れて。ともに都に.のぼりけり.ともに都にのおりけり。


シテ謡が長いので、早く覚えてしまおうと思っています。


一方、舞囃子の稽古は、羯鼓をはじめました。
今日は初段目でした。

撥の扱いが難しそうなので、しっかり練習したいと思っています。



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kinkun

Author:kinkun
名古屋春栄会のホームページの管理人

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