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河村たかし氏、初当選。

昨日行われた名古屋市長選挙で、前衆議院議員で新人の河村たかし氏が初当選しました。
投票率は、50.54%でした。

開票結果は、次のとおりです。

514,514  河村 たかし 無所属(民主推薦) 新

282,990  細川 昌彦  無所属(自民県連、公明県本部支持) 新

 73,640  太田 義郎  無所属(共産推薦) 新

  7,335  黒田 克明  無所属 新


河村たかし氏が獲得した51万4,514票は、名古屋市長選の得票数としては、史上最高とのことです。

明日、新しい市長の下で、名古屋市の新しい歴史が始まります。



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今日は、「高砂」の謡のおさらいです。

4月4日の日記(2009年4月4日の日記参照)で紹介したように職場の後輩の結婚式で、『高砂』を謡ってほしいと頼まれたので、このところ、謡は『高砂』を稽古していただいています。
前回の稽古(2009年4月12日の日記参照)で、結婚式で謡う箇所を四海波待謡キリと決めたので、今日はその部分を本番のように続けて稽古しました。

四海波静かにて。國も治まる時つ風。
枝をならさぬ御代なれや。あいに相生の。松こそ目出たかりけれ。
げにやあおぎても。こともおろかやかかる世に。
すめる民とて豊かなる。君の恵みはありがたや。

高砂やこの浦舟に帆をあげて。
月もろともにいでしおの。浪の淡路の嶋かげや。
遠く鳴尾の沖すぎて.早や住の江につきにけり。

げにさまざまの舞びめの。声もすむなり住の江の。
松かげもうつるなる.青海波とはこれやらん。
神と君との道すぐに。都の春にゆくべくは。
それぞ還城楽の舞。さて萬才の。小忌ころも。
指すかいなには。あくまを拂い。おさむる手には。壽福をいだき。
千秋楽は民をなで。万才楽には命をのぶ。相生のまつ風。
さっさっの声ぞ楽しむ。


通しで謡ったときの、謡の速度や息継ぎの場所なども教えていただき、とても参考になりました。(本番で稽古どおりできるかは疑問も残りますが…)。
また、衣装は出番の前に紋付袴に着替えることにしました。


舞囃子の稽古は、今日は『三輪』の神楽の三段オロシから四段オロシまで稽古していただきました。

どんどん長くなってゆき、どんどん心配がつのります。



第15回春姫道中が行われました。

名古屋城本丸御殿の復元を訴える「春姫道中」も今年で15回目。
熱田神宮(名古屋市熱田区)に参拝した後、大津通(名古屋市中区)を行進し、午後2時40分過ぎに名古屋城正門(名古屋市中区)に到着しました。

春姫道中2009_01

その後、恒例の春姫初代尾張藩主徳川義直公による「御殿はどこじゃ~」のパフォーマンスが行われました。

春姫道中2009_02

今年は、既に1月に名古屋城本丸御殿の復元工事が着工され、工事中ということで、場所が本丸御殿跡から西南隅櫓の南側の内堀の外側に移動となり、「御殿はいつじゃ~」という問いに、松原武久名古屋市長は、「あそこじゃ~」と内堀の内側を指差して答えていました。

春姫道中2009_03

また、4月27日(月)に3期12年の任期を終えて勇退する松原武久名古屋市長に感謝状と花束が贈られました。
好天に恵まれたため、城内は多くの人でにぎわっていました。

厳しい経済状況が続いているので、現在行われている名古屋市長選挙では、名古屋城本丸御殿復元事業の凍結や縮小を訴えている候補者もいます。
市民や企業から40億円を超える寄付金が集まって、ようやく着工にこぎつけた事業なので、何とか継続してほしいものです。



菅直人氏の街頭演説を見ました。

午後1時過ぎに自宅近くのスーパーに買物に行ったら、菅直人民主党代表代行が街頭演説をしていました。

菅直人200904
八事交差点名古屋市昭和区)にて]

菅直人氏を生で見るのは初めてでしたので、少し演説を聞きました(何てミーハーな理由……)。
名古屋に来たのは、名古屋市長選挙の民主党推薦候補の応援だったようですが、肝心の市長選候補者はおらず、氏の話も半分近くは国政の話題でした。
たくさんのテレビカメラが道路の反対側に並んでいました。

後で、よくよく考えると政治家の街頭演説を聞くのは初体験だったことに気がつきました。もっと真面目に聞けば良かったかも…。



4月26日の日曜日(ちょうど名古屋市長選挙の投票日ですが)に、奈良県新公会堂で行われる奈良金春会の番組を、金春穂高先生からいただきました。

主な演目は、次のとおりです。

能「鶴亀」   シテ  金春穂高
            子方  金春飛翔 
            子方  金春嘉織
              ワキ   清水利宣
              ワキツレ 有松遼一
              ワキツレ 岡   充
              アイ  茂山宗彦

狂言「口真似」  シテ  茂山正邦
              アド  井口竜也
              アド  茂山宗彦

能「角田川」   シテ  金春安明
              ワキ   飯富雅介
              ワキツレ 橋本 宰


詳細の番組は、名古屋春栄会のホームページに掲載しました。
奈良金春会(平成21年4月)番組http://www.syuneikai.net/nara_konparu200904prog.htm

お近くの方は、ぜひお出かけください。



今日は「四海波」の部分の稽古してもらいました。

4月4日の日記(2009年4月4日の日記参照)で紹介したように職場の後輩の結婚式で、『高砂』を謡ってほしいと頼まれています。
新郎に確認したところ、出番が新郎側と新婦側の主賓の挨拶の次だということがわかり、その旨を師匠に伝えたところ、「四海波」の部分を謡うのが良いのではという提案を受けました。

四海波静かにて。國も治まる時つ風。
枝をならさぬ御代なれや。あいに相生の。松こそ目出たかりけれ。
げにやあおぎても。こともおろかやかかる世に。
すめる民とて豊かなる。
君の恵みは
〔有難や.君の恵みは〕ありがたや。


なお、結婚式では返しの謡は、省略することが多いそうで、その場合は、一句目の上の句に、二句目の下の句を続けて謡うそうです。
したがって、「四海波」の部分では、〔有難や.君の恵みは〕の部分を省略することになります。

ただ、これだけだと短いので、この後に前回(2009年4月4日の日記参照)、稽古した待謡の部分と、キリの部分を続けて謡うことになりました。

高砂やこの浦舟に.〔帆をあげて。
この浦舟に〕帆をあげて。
月もろともにいでしおの。浪の淡路の嶋かげや。
遠く鳴尾の沖すぎて.早や住の江に
〔つきにけり.早や住の江に〕つきにけり。

げにさまざまの舞びめの。声もすむなり住の江の。
松かげもうつるなる.青海波とはこれやらん。
神と君との道すぐに。都の春にゆくべくは。
それぞ還城楽の舞。さて萬才の。小忌ころも。
指すかいなには。あくまを拂い。おさむる手には。壽福をいだき。
千秋楽は民をなで。万才楽には命をのぶ。相生のまつ風。
さっさっの声ぞ
〔たのしむさっさっの声ぞ〕樂しむ。


これで大体5分程度になるとのことです(もっとかかるような気もしますが…)。
また、せっかくなので、紋付袴で謡った方が良いとのこと。だんだん大げさになっていくようで少し心配です。

舞囃子の稽古は、今日は『三輪』の神楽の前回までに稽古した部分の復習でした。

あまりに出来が悪かったので、次に進めなかったというのが真実ですが…。



藤の花が咲き始めました。

今日の名古屋最高気温は、27.9℃。6月下旬の気温でした。
これで3日連続しての夏日となりました(9日の最高気温25.3℃、10日の最高気温25.5℃)。

この陽気のためか、実家の藤の花が咲き始めていました。

藤の花200904

一方、はもう散り始めています。

名城大学正門の桜2009
[名城大学正門]

散りゆくと咲き始めた、行く春と初夏の到来を感じる一日でした。



もうすぐ、名古屋市長選挙です。

今日、午後7時から名古屋市公会堂名古屋市昭和区)で、名古屋青年会議所主催、リンカーン・フォーラム中部共催の「名古屋市長選ローカルマニフェスト型公開討論会」が開催されました。
私も名古屋市公会堂が通勤経路にあるということもあり、仕事の帰りに参加しました。
会場は、約1000名の市民で盛り上がっていました

討論会に参加したのは、4月26日投票の名古屋市長選挙に立候補を予定していてマニフェストを発表している細川昌彦氏(自民・公明支持)、河村たかし氏(民主推薦)、太田義郎氏(共産推薦)の3氏。
白熱した討論が行われましたが、3者の主張は明らかに異なっているので、議論は平行線でした。
しかし、3人の主張と個性が良くわかる討論会でした。

討論参加者も、これまでテレビで行われた討論とは違い、発言の制限時間を守り、他の候補の発言を遮ることもなく、整然と討論していました。
また、聴衆も、開始前に主催者から注意のあったとおり、野次や特定の候補への声援もなく、コーディネーターが促したとき以外の拍手もありませんでした。
討論参加者も聴衆もルールをきちんと守った本当に良い討論会だったと思います。



隼人池で花見をしました。

今年も、恒例の友人との花見を、今日、隼人池公園名古屋市昭和区)でしました。
隼人池の両岸にはの木が植えられています。

今年の名古屋は、一昨日(4月3日)に満開となりました。今年は開花宣言が3月19日でしたので、開花から満開まで15日かかったことになります。これは名古屋地方気象台の観測史上最長だそうです。
2009年3月19日の日記参照

隼人池公園は、ちょうど満開で、昨日の雨も上がった今日は花見をする人でにぎわっていました。

隼人池の桜2009_01
〔隼人池公園の桜〕

隼人池の桜2009_02
〔隼人池公園から見た隼人池西岸〕

満開の枝がときおり吹く風にあおられて、散り始めていました。

春風の 花を散らすと 見る夢は
     覚めても胸の さわぐなりけり
 (西行




今日は『高砂』の稽古してもらいました。

職場の後輩の結婚式で、『高砂』を謡ってほしいと頼まれたので、今日は『高砂』の稽古をしていただきました。
高砂』はお祝いの席でよく謡われる曲の一つでよく謡われる部分が4か所あるということでした。
今日は、最も有名な待謡の部分から最後までを稽古していただきました。

〔待謡〕
ワキ「高砂やこの浦舟に.帆をあげて。
ワキツレ、二人「この浦舟に帆をあげて。
ワキ、三人「月もろともにいでしおの。浪の淡路の嶋かげや。
   遠く鳴尾の沖すぎて.早や住の江につきにけり.早や住の江につきにけり。

シテ「われ見ても久しくなりぬ住吉の。岸の姫松いく世経ぬらん。
   むつましと君は知らずや瑞がきの。久しき世々の神かぐら。
   夜のつヾみの拍子を揃えて。すヾしめ給え。宮づこたち。

地謡「西の海。あおきがはらの波間より。
シテ「あらわれいでし。住の江の。春なれや。残の雪のあさかがた。
地謡「玉藻かるなる岸陰の。
シテ「松根によって腰をすれば。
地謡「千年の緑。手にみてり。
シテ「梅花を折って.首にさせば。
地謡「二月の雪.ころもに落つ。
<神舞>
地謡「有難の影向や。有難の影向や。
   月すみよしの神あそびみかげを拝むあらたさよ。

シテ「げにさまざまの舞びめの。声もすむなり住の江の。
   松かげもうつるなる.青海波とはこれやらん。
地謡「神と君との道すぐに。都の春にゆくべくは。
シテ「それぞ還城楽の舞。
地謡「さて萬才の。
シテ「小忌ころも。
地謡「指すかいなには。あくまを拂い。おさむる手には。壽福をいだき。
   千秋楽は民をなで。万才楽には命をのぶ。相生のまつ風。
   さっさっの声ぞたのしむさっさっの声ぞ樂しむ。


今日、稽古していただいた部分を全て謡うと8分位かかるので、一部を省略するか、四海波の部分にするか、新郎と相談したいと思っています。

しかし、そもそも私のは、晴れの舞台にそぐわないような気もします。ちゃんと謡えるかどうかも心配だし……。

舞囃子の稽古は、今日は『三輪』の神楽の三段の部分を稽古でした。前回の稽古(2009年3月14日の日記参照)で二段まで進んでいました。
なお、五段神楽で稽古することになりました。

稽古が最後まで到達する日が、さらに遠のいていく……。



kinkun

Author:kinkun
名古屋春栄会のホームページの管理人

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