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モネを見に行きました。

名古屋市美術館で、日仏交流150周年記念・名古屋市美術館開館20周年記念として開催されている「モネ「印象 日の出」展」を、最終日の今日〔2009年2月8日(日)〕、見てきました。
1週間ほど前からかなり混雑していると聞いていましたので、朝早く出かけましたが、開館時刻〔9時30分〕の10分ほど前に到着したときには、既に入館待ちの列が伸びていました。

名古屋市美術館200902_01
[名古屋市美術館入り口:2009年2月8日(日)]

今回の展覧会の目玉は、展覧会のタイトルでもあり、この展覧会のポスター、パンフレット、看板などにも使われているフランスパリマルモッタン美術館所蔵の『印象 日の出』(クロード・モネ Claude Monet)[1873年]です。今回、日本では名古屋でのみ公開されるということで、東京大阪から見に来ている方もたくさんいらっしゃるそうです。

パリ市内ブローニュの森の近くにあるマルモッタン美術館は、フランス語の正式館名がMusée Marmottan Monetであることからもわかるように、フランスの美術史家、ポール・マルモッタンの邸宅を利用したモネのコレクションで有名な美術館です。

この展覧会には、モネの作品を中心に、ブーダンピサロシスレーセザンヌルノワールなどの印象派を代表する画家の作品が展示されていました。

一番人気を集めていたのは、やはり『印象 日の出』(クロード・モネ Claude Monet)[1873年]でしたが、私の印象に残ったのは、モネの最初の油絵と言われている『ルエルの眺め』(クロード・モネ Claude Monet)[1858年]です。油絵を描き始めて半年、17歳のときの作品とは思えない完成度の高さに驚きました。
※『ルエルの眺め』:丸沼芸術の森のサイトから

モネの作品では、『ヴェルノンの教会の眺め』(クロード・モネ Claude Monet)[1883年]も印象に残りました。春の暖かい日差しと水面に写る教会の美しい風景を眺めていると、実際にその場所に行きたくなってしまいます。
※『ヴェルノンの教会の眺め』:名古屋市美術館のサイトから

実は、今回の展覧会で私が一番見たかった作品は、モネではなく、『サン=クルーの風景』(アルフレッド・シスレー Alfred Sisley)[1876年]でした。想像していたとおりの作品で、しばらく見入ってしまいました。

今回の展覧会の作品の中、『印象 日の出』以外は全て国内の美術館や個人が所蔵しているということを知り、日本に印象派の作品がたくさんあることに驚きました。

名古屋市美術館200902_02
[白川公園入り口:2009年2月8日(日)]

冬枯れの白川公園に冬の朝の弱い日差しが差し込んでいました。



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kinkun

Author:kinkun
名古屋春栄会のホームページの管理人

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