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2008 / 12
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今年も、もうあとわずか

今年は、年の後半に経済状況が急速に悪化するなどあまり良い年ではなかったように感じます。
個人的にも冬になって、ずっーと風邪を引いていたような気がします。
紅白歌合戦も白組の勝利で終わり、窓を開けると除夜の鐘が聞こえています。
来年は、良い年になるように願って除夜の鐘を聞いています。

除夜の鐘』(中原中也)

除夜の鐘は暗い遠いい空で鳴る。
千万年も、古びた夜の空気を顫はし、
除夜の鐘は暗い遠いい空で鳴る。

それは寺院の森の霧つた空……
そのあたりで鳴つて、そしてそこから響いて来る。
それは寺院の森の霧つた空……

その時子供は父母の膝下で蕎麦を食うべ、
その時銀座はいつぱいの人出、浅草もいつぱいの人出、
その時子供は父母の膝下で蕎麦を食うべ。

その時銀座はいつぱいの人出、浅草もいつぱいの人出。
その時囚人は、どんな心持だらう、どんな心持だらう、
その時銀座はいつぱいの人出、浅草もいつぱいの人出。

除夜の鐘は暗い遠いい空で鳴る。
千万年も、古びた夜の空気を顫はし、
除夜の鐘は暗い遠いい空で鳴る。



皆さんは、どこで、誰と除夜の鐘を聞いているのでしょうか。


昨年の元日にこのブログを始めて、2年が経ちました。
たくさんの皆さんにお越しいただき、ありがとうございました。
今年は、316日更新することができました。
来年も、自然体で継続したいと思っていますので、よろしくお願いします。




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ロウバイの花が咲いていました。

実家の庭のロウバイが、今年も葉が落ちる前に咲き始めました。

ロウバイの花2008

芥川龍之介の家の庭にもロウバイの木があったようです。今日は芥川が裏庭のロウバイについて書いた『臘梅』を紹介します。

臘梅』(芥川龍之介)

 わが裏庭の垣のほとりに一株の臘梅あり。ことしも亦筑波おろしの寒きに琥珀に似たる数朶の花をつづりぬ。こは本所なるわが家にありしを田端に移し植ゑつるなり。嘉永それの年に鐫られたる本所絵図をひらきたまはば、土屋佐渡守の屋敷の前に小さく「芥川」と記せるのを見たまふらむ。この「芥川」ぞわが家なりける。わが家も徳川家瓦解の後は多からぬ扶持さへ失ひければ、朝あさのけむりの立つべくもあらず、父ぎみ、叔父ぎみ道に立ちて家財のたぐひすら売りたまひけるとぞ。おほぢの脇差しもあとをとどめず。今はただひと株の臘梅のみぞ十六世の孫には伝はりたりける。

臘梅や雪うち透かす枝の丈


芥川には他にもロウバイを詠んだ句があります。
私はこちらのほうが好きです。

臘梅や 枝まばらなる 時雨ぞら

今日の名古屋は、冷たい北風が吹き、ときおり雲に覆われて暗くなり、時雨模様になるかと思いましたが、結局雨は降りませんでした。



またまた風邪……

また、風邪を引いてしまい(というか、ずっと風邪を引いているようでもあるので、風邪がひどくなってしまいが正しいのかもしれませんが…)、年末年始にひどくなるといけないので、医者に行って薬を貰ってきました。

風邪薬のせいか、やたら眠くなり、午後からはほとんど寝ていました。
静かな冬の夜は物思いにはぴったりかもしれませんが、病気のときは気分が落ち込んでしまいそうになります。
今日は、中原中也の『冬の夜』を紹介します。

冬の夜』(中原中也)

みなさん今夜は静かです
薬鑵の音がしてゐます
僕は女を想つてる
僕には女がないのです

それで苦労もないのです
えもいはれない弾力の
空気のやうな空想に
女を描いてみてゐるのです

えもいはれない弾力の
澄み亙つたる夜の沈黙
薬鑵の音を聞きながら
女を夢みてゐるのです

かくて夜は更け夜は深まつて
犬のみ覚めたる冬の夜は
影と煙草と僕と犬
えもいはれないカクテールです

   2

空気よりよいものはないのです
それも寒い夜の室内の空気よりもよいものはないのです
煙よりよいものはないのです
煙より 愉快なものもないのです
やがてはそれがお分りなのです
同感なさる時が 来るのです

空気よりよいものはないのです
寒い夜の痩せた年増女の手のやうな
その手の弾力のやうな やはらかい またかたい
かたいやうな その手の弾力のやうな
煙のやうな その女の情熱のやうな
炎えるやうな 消えるやうな

冬の夜の室内の 空気よりよいものはないのです



今では、我が家でも薬缶でお湯を沸かすことはなくなってしまったので、“薬缶の音”はしませんが、お湯の沸くときの音はいいもんですよね。
この詩を読んだ後、電気ポットでお湯を沸かしましたが、電気ポットでお湯の沸く音でも、気分の持ちようしだいで、結構いいものだと感じました。




注連飾りと鏡餅を飾りました。

今年もリース型注連飾りを飾りました。

注連飾り2009

鏡餅は、例年より大型のものにしてみました。

鏡餅2009

でも、やはり我が家の玄関には不相応なような気がします。

今日、ようやく年賀状を投函することができました。このうち何割が元旦に届くのだろうか。
元旦に届かなかった方、ごめんなさい(前もって謝っておきます)。



今日の謡の稽古は『唐船』の5回目。

今日の名古屋は、冬晴れの寒い一日でした。
の稽古は『唐船』の5回目で、今日の場面は、祖慶官人が、祖国に残してきた二人の息子、ソンシソイウとともに帰国しようとするも、日本子二人は連れて行けないと言われ、悩む場面です。

舟子「いかに申し候。いちだんの追風がおりて候。
   急ぎお船に召され候え。
ソンシ「いかに申し候。追風がおりて候。
   急ぎお船に召され候え。

シテ「さらばやがて乗ろうずるにて候。
日本子「あら悲しやわれをも連れておん入り候え。
シテ「げにげに出船の習い。汝らがことをはったと忘れて候。
   急ぎ船に乗り候え。

ワキ「暫く。汝らことはこの所にて生れ訴訟の者なり。
   いつまでも某が召し使うずるぞ。こなたへ来たり候え。

日本子(二人)「あら情なのおん事や。大和なでしこの花だにも。
   同じ種とて唐土の。唐紅に咲く物を。薄くも濃くも花は花。
   情なくこそ候えとよ。

ワキ「とかくの問答無益なり。ことさら出船の門出なれば。
   叶うまじいにてあるぞよと。

ソンシ、ソイウ「時刻うつりて叫うまじ。急ぎお船に召されよと。
   はやとも綱をとくとくと。

シテ「呼ぶ子もあれば。
日本子(二人)「とリ止むる。
シテ「中に留まる.父ひとり。
地謡「たつぎも知らず泣きいたり。
   身もがな二つ箱崎の.うらめしの心づくしや。
   たとえば親の子を思うこと。人倫に限らず。
   焼け野の雉子夜の鶴。梁の燕も。みな子ゆえにぞ.もの思え。

〔クセ〕
   いわんやわれはさなきだに。明日をも知らぬ老の身の。
   子ゆえに捨てん命は何なかなかに惜しからじと。

シテ〔上羽〕「今は思えばとにかくに。
地謡「船にも乗るまじ留まるまじと。
   巌にあがりて十念しすでに憂き身を投げんとす。
   唐土や日の本の。子どもは左右にとり付きて。
   これをいかにと悲しめば。
   さすが心もよわよわとなりぬることぞ.悲しき。


今日の部分は、独吟でもよく謡われる部分で、第37回名古屋春栄会では、女性会員による連吟で謡われます。



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第37回名古屋春栄会の番組ができました。

来年1月11日(日)午後2時半から栄能楽舞台で開催される恒例の初謡・初舞会第37回名古屋春栄会」の番組ができました。
番組は、名古屋春栄会のホームページに掲載されています。
※名古屋春栄会ウェブサイト:http://www.syuneikai.net/syunei37prog.htm
※名古屋春栄会モバイルサイト:http://fhp.jp/syuneikai/?p=01020101&n=&k=

全ての仕舞地謡をすることになったので、気が重いです。
あっ、『』の千才もあったんだった。




今日はクリスマス。

クリスマス Christmasの語源は“キリストのミサ(Christ Mass)”だそうです。
キリスト教の礼拝で歌われる賛美歌の中でもクリスマスソングとなったものがいくつかあります。
最も有名なのは、『きよしこの夜』でしょう。

私が一番好きなクリスマス賛美歌は、『もろびとこぞりて』です。
しかし、実はこの曲、アメリカやヨーロッパでクリスマス・キャロルとして親しまれている『民みな喜べ(Joy to the World)』の曲に別の詞(Hark the glad sound)の訳を載せた日本版のクリスマス賛美歌なんだそうです。

もろひとこぞりて

諸人こぞりて 迎えまつれ
久しく待ちにし 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり

悪魔のひとやを 打ち砕きて
捕虜を放つと 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり

この世の闇路を 照らし給う
妙なる光の 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり

しぼめる心の 花を咲かせ
恵みの露おく 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり

平和の君なる 御子を迎え
救いの主とぞ ほめたたえよ
ほめたたえよ ほめ、ほめたたえよ



Joy to the World

Joy to the world! The Lord is come
Let earth receive her King
Let ev'ry heart prepare Him room
And heaven and nature sing
And heaven and nature sing
And heaven and heaven and nature sing
Joy to the earth! the Saviour reigns
Let men their songs employ
While fields and floods, rocks, hills and plains
Repeat the sounding joy
Repeat the sounding joy
Repeat, repeat the sounding joy

No more let sins and sorrows grow
Nor thorns infest the ground
He comes to make His blessings flow
Far as the curse is found
Far as the curse is found
Far as, far as the curse is found

He rules the world with truth and grace
And makes the nations prove
The glories of His righteousness
And wonders of His love
And wonders of His love
And wonders, wonders of His love


したがって、この曲は当然ですが、アメリカでは『Joy to the World』として歌われています。…が、ご覧のとおり歌詞の意味は全く違います。



今日は、クリスマス・イブ。

昨日の日記で、ビング・クロスビー Bing Crosbyの『ホワイト・クリスマス White Christmas』の歌詞を紹介しましたが、この中で私が一番気に入っている箇所は「May your days be merry and bright」です。

クリスマスソングは、毎年、新しい曲がリリースされるので、もう数え切れないほどありますが、日本のクリスマスソングの中で、私が一番素敵な歌詞だと感じているのは、槇原敬之の『雪に願いを』の次の箇所です。


雪に願いを』(槇原敬之)〔抜粋〕

“クリスチャンでもないのに”
そう思っていたけれど
クリスマスは
優しい気持ちになるための日だね


本当にクリスマスは、みんなが優しい気持ちになれますよね。



クリスマスソングといえば、

最も有名な曲は『ホワイト・クリスマス White Christmas』でしょう。
この曲は、ビング・クロスビー Bing Crosbyの甘い歌声とフレッド・アステア Fred Astaireの華麗なダンスで大ヒットした映画「スイング・ホテル Holiday Inn」(1942)の主題歌として、アーヴィング・バーリン Irving Berlinが作詞作曲したものです。
その後、この映画をテクニカラーでリメイクした映画「ホワイト・クリスマス White Christmas」(1954)の公開で、再び大ヒットし、世界で最も売れたクリスマスソングとなりました。なお、このときフレッド・アステア Fred Astaireは既に病床にあったので、彼の役はダニー・ケイ Danny Kayeによって演じられました。

White Christmas』(Irvin Berlin

I'm dreaming of a white Christmas
Just like the ones I used to know
Where the treetops glisten
and children listen
To hear sleigh bells in the snow

I'm dreaming of a white Christmas
With every Christmas card I write
May your days be merry and bright
And may all your Christmases be white

I'm dreaming of a white Christmas
With every Christmas card I write
May your days be merry and bright
And may all your Christmases be white


この曲を聴くと心が穏やかになるような気がします。



『福家警部補の挨拶』が文庫化されました。

以前から気になっていたので、早速読みました。
福家警部補の挨拶』(大倉崇裕著、創元推理文庫、348ページ、819円、2008年12月12日発売)は、冒頭で犯人の視点から犯行の状況が語られ、その後、捜査の担当になった福家〔ふくいえ〕警部補が事件を解明する様子が語られるという倒叙形式の本格ミステリです。
著者がテレビドラマ「刑事コロンボ」の大ファンで、「刑事コロンボ」のノベライズも執筆したことがあるというのは、本書の解説で初めて知りましたが、それを知って読むとコロンボシリーズへのオマージュともいえる短編集です。

収録作品は、「最後の一冊」、「オッカムの剃刀」、「愛情のシナリオ」、「月の雫」の4篇で、それぞれ、文庫の裏表紙の解説によると“本への愛を貫く私設図書館長、退職後大学講師に転じた科警研の名主任、長年のライバルを葬った女優、良い酒を造り続けるために水火を踏む酒造会社社長”が犯人です。

福家警部補の挨拶

でも、“水火を踏む”とは最近あまり見かけない表現ですよね(もしかして、最近、流行っているのでしょうか?)。
ちなみに、“水火を踏む”は、“危険を冒す”という意味の慣用句で、『列子』「黄帝」の
魏文侯聞之、問子夏曰、彼何人哉、子夏曰、以商所聞夫子之言、和者大同於物、物無得傷亥閡者、游金石、蹈水火、皆可也、文侯曰、吾子奚不爲之、子夏曰、刳心去智、商未之能、雖然試語之有暇矣、文侯曰、夫子奚不爲之、子夏曰、夫子能之而能不爲者也、文侯大説
が出典とのことです。

私は、この4編の中では「月の雫」が1番だと思います。ラストシーンが絵になるし…。
小柄で童顔な為か全く刑事には見てもらえないものの、その洞察力・推理力で難事件を解決する福家警部補
その酒豪ぶりや映画マニアぶりも面白くてチャーミングです。
とても魅力的な人物なので、続編も読みたくなりました。

なお、来年、1月2日(金)の午後9時からNHK総合テレビで「福家警部補の挨拶~オッカムの剃刀」と題してドラマ化されるそうです。ちなみに、福家警部補役は、永作博美さんとのことです。
ドラマを見るのも楽しみです。



12月21日は“回文の日”だそうです。

1221の並び方が、回文と同じように前からも後からも同じ日に読めることから作られたとのことです。
日本記念日協会http://www.kinenbi.gr.jp/)によると、「上から読んでも下から読んでも同音になる回文俳句で詠む回文俳句を手がける宮崎二健氏が制定した日」とのことです。

回文といえば、「竹やぶ焼けた(たけやぶやけた)」や「私、負けましたわ(わたしまけましたわ)」が有名です。

日本回文文化は室町期に始まるといわれているそうで、江戸時代には七福神の宝船の絵と回文歌を刷り込んだ紙が売られており、正月の二日の夕暮れに「お宝、お宝、お宝」ととなえて、正月二日の晩、この紙を枕の下に敷いて寝ると良い初夢を見ることができ、その年に福をもたらすという風習があったとのことです。
この宝船の絵と一緒に書かれた回文歌が、

長き夜の遠の眠りの皆目覚め浪乗り船の音のよき哉

(ながきよのとおのねぶりのみなめさめなみのりふねのおとのよきかな)


です。
ただ、“遠の”では「とほの」が正しいので、“十の”が正しいという説もあるようです。

再び、風邪が悪化し、今日は一日寝ていました。
同じ寝るのでも、来年は良い初夢を見たいものです。



今日の謡の稽古は『唐船』の4回目。

今日は、多少体調が回復したようだったので、稽古に出かけました。

の稽古は『唐船』の4回目で、今日の場面は、祖慶官人が、福岡・箱崎で、祖国に残してきた二人の息子、ソンシソイウに再開する場面です。

シテ「これは思いもよらぬ事を仰せ候ものかな。
   さてその船はいずくにござ候ぞ。

ワキ「さらばこなたへ来たり候え。船を見しょうずるにて候。
   あの沖にかかりたる船にて候。

シテ「げにこれは疑いもなき唐土に残し置きたる船にて候。
ワキ「さらば急ぎ兄弟の者に対面つかまつり候え。
シテ「いやこの体にては子ながらも余りに恥ずかしく候ほどに。
   対面は思いもよらず候。

ワキ「いやいや苦しからぬこと。急いで対面候え。
シテ「さらばひき繕うてたまわり候え。
〔物着〕
シテ「いかにあれなるは唐土に残しおきたる兄弟の者か。
ソンシ、ソイウ「さん候童われらはそんしそいうなり。
シテ「これはそも夢か夢ならば。
ソンシ、ソイウ「所は箱崎。
シテ「明けやせん。
地謡「春宵一刻その値。
   千金も何ならず.子ほどの宝よもあらじ。唐土は心なき。
   夷の国と聞きつるに。かほどの孝子ありけるよと。
   日本人も随喜せり。とうとや箱崎の神も納受.したもうか。


今日は、見学の方があり、その前での稽古だったので、少し緊張していまいました。



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kinkun

Author:kinkun
名古屋春栄会のホームページの管理人

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