2008/06/10 21:01:40
ガクアジサイも咲き始めていました。
「墨田の花火」という名前の園芸種のガクアジサイが咲き始めました。
庭に植えたところ、ほとんど咲かなくなってしまったので、昨年の秋に鉢に植えなおしたら、今年は花をつけたとのことです。

ガクアジサイ(額紫陽花)の花の中央部の花は両性花、外周部の花は中性花(装飾花)と呼ばれているそうです。
両性花は雄しべと雌しべが揃っている花で、中性花は両方とも無い花とのことです。
西洋アジサイは、ガクアジサイをこの中性花だけで構成するよう品種改良したものだそうです。
もともと日本に野生で生えていたアジサイは、ガクアジサイだったので、明治時代の初めまでは、アジサイといえばガクアジサイのことを指しました。
ガクアジサイの「ガク」は、周辺の大きな中性花が中央の細かい両性花を取り囲んだ花の形を、江戸時代に額縁に見立てたことに由来するとのことです。
このガクアジサイの中性花が、白色で八重咲のものが「墨田の花火」です。中性花の柄が長いところを散る花火に見立てたようです。
名前のとおり花火のように美しい花です。
アジサイの大好きだった泉鏡花には、『紫陽花』という題の作品もあります。
10歳ほどの氷売りの美少年に、高貴な女性が声をかけます。
少年は、氷を渡そうとしますが、継母に炭を切ったのこぎりを渡されたため少年の切った氷は黒く汚れてしまいます。
黒く汚れた氷を受け取ってもらえないうちに、少年の持っている氷はだんだん小さくなっていってしまいます。
「墨田の花火」という名前の園芸種のガクアジサイが咲き始めました。
庭に植えたところ、ほとんど咲かなくなってしまったので、昨年の秋に鉢に植えなおしたら、今年は花をつけたとのことです。

ガクアジサイ(額紫陽花)の花の中央部の花は両性花、外周部の花は中性花(装飾花)と呼ばれているそうです。
両性花は雄しべと雌しべが揃っている花で、中性花は両方とも無い花とのことです。
西洋アジサイは、ガクアジサイをこの中性花だけで構成するよう品種改良したものだそうです。
もともと日本に野生で生えていたアジサイは、ガクアジサイだったので、明治時代の初めまでは、アジサイといえばガクアジサイのことを指しました。
ガクアジサイの「ガク」は、周辺の大きな中性花が中央の細かい両性花を取り囲んだ花の形を、江戸時代に額縁に見立てたことに由来するとのことです。
このガクアジサイの中性花が、白色で八重咲のものが「墨田の花火」です。中性花の柄が長いところを散る花火に見立てたようです。
名前のとおり花火のように美しい花です。
アジサイの大好きだった泉鏡花には、『紫陽花』という題の作品もあります。
10歳ほどの氷売りの美少年に、高貴な女性が声をかけます。
少年は、氷を渡そうとしますが、継母に炭を切ったのこぎりを渡されたため少年の切った氷は黒く汚れてしまいます。
黒く汚れた氷を受け取ってもらえないうちに、少年の持っている氷はだんだん小さくなっていってしまいます。
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