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2008 / 06
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今日は、芒種です。

芒種は、二十四節気の一つで、芒のある穀物の種まきをする頃という意味だそうです。
西日本ではちょうど梅雨入りの頃になるということですが、今年は、既に九州南部四国は5月28日に、近畿東海関東甲信は6月2日に梅雨入りしています。
天文学的には、太陽が天球上の黄経75度の点を通過する瞬間だそうで、今年は今日(2008年6月5日)の午後4時頃とのことです。

とは、「のぎ」と読み、稲や麦などのイネ科植物で、花の外側の穎(えい)の先端にある針状の突起のことだそうです。
また、「のぎ」は、とも書き、黄河文明の主食だったイネ科植物のアワの穂が垂れる様子を象った漢字とのこと。のぎ偏の「のぎ」です。

今日の名古屋は、まさに梅雨の一日でした。

六月の雨』(中原中也)

またひとしきり 午前の雨が
菖蒲のいろの みどりいろ
眼うるめる 面長き女
たちあらはれて 消えてゆく

たちあらはれて 消えゆけば
うれひに沈み しとしとと
畠の上に 落ちてゐる
はてしもしれず 落ちてゐる

          お太鼓叩いて 笛吹いて
          あどけない子が 日曜日
          畳の上で 遊びます

          お太鼓叩いて 笛吹いて
          遊んでゐれば 雨が降る
          櫺子の外に 雨が降る


後半の子どもが遊んでいる部分は、とてもリズミカルで、雨の日が楽しくなる感じの詩ですが、この詩は『亡き児文也の霊に捧ぐ』とされた「詩集 在りし日の歌」の収録されていますから、中也幼くしてなくなったわが子を雨の日に思い出している詩のようです。
そう考えると、とてもせつなくなります。




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kinkun

Author:kinkun
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