FC2ブログ
2008 / 04
≪ 2008 / 03   - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 - - -  2008 / 05 ≫

謡『安宅』の稽古は、今日が8回目。

今日の名古屋は、絶好のお花見日和。散り始めの桜がとてもきれいです。

今日は、クセの部分から、関守が先刻の所業を申し訳なく思い、義経一行に酒を届けるところまでです。

地謡「しかるに義経。弓馬の家に生れきて。
   命を頼朝に奉り。屍を西海の波に沈め。
   山野海岸に.起き伏しあかす武士の。
   鎧の袖枕かたしく隙も波の上。ある時は舟に浮かみ。
   風波に身をまかせ。ある時は山脊の。
   馬蹄も見えぬ雪のうちに。
   海すこしある夕波の.立ちくる音や須磨明石の。
   とかく三年のほどもなく。敵を亡ぼしなびく世の。
   その忠勤もいたずらに。
   なりはつるこの身のそも何といえる因果ぞや。

子方「げにや思う事。叶わねばこそ浮世なれと。
地謡「知れどもさすがなお。思いかえせば梓弓の。
   直なる人は苦しみて讒臣は.いやましの世にありて。
   遼遠東南の雲を起こし。西北の雪霜に。
   責められ埋る浮き身を。理りたもうべきなるに。
   ただ世には。神も仏もましまさぬかや。
   恨めしの浮世や.あら怨めしの.浮世や。

ワキ「いかに誰かある。
   ただ今の客僧たちはいずくまでおん出であろうずるぞ。
   急ぎ追っつき止め申し候え。


強力「いかに申し候。最前の関守にて候が。
   以前はあまり聊爾申して候間。所の酒を持たせ。
   関守これまで参りたる由申され候。




▼read more


スポンサーサイト



kinkun

Author:kinkun
名古屋春栄会のホームページの管理人

03 | 2008/04 | 05
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -