2007/10/24 19:58:23
今日は霜降
今日は24節気の一つ霜降です。
実際に名古屋で霜が降りるようになるのは、1か月後の11月23日の勤労感謝の日の頃が平年とのこと。
昨日は帯状疱疹で仕事を休みましたが、今日から仕事に復帰しました。疱疹はあまり広がっていませんが、右耳の後ろあたりの刺すような痛みは続いています。今日、3回目の点滴を受けました。次の点滴は、金曜日の朝の予定です。
さて、樋口一葉の『十三夜』。今日は、「下」です。
お鬨が車夫に零落した幼馴染の録之助に出会い、そして別れます。
最後の一説を読むと、二人の切なさが身にしみます。
「其人は東へ、此人は南へ、大路の柳月のかげに靡いて力なささうの塗り下駄のおと、村田の二階も原田の奧も憂きはお互ひの世におもふ事多し。」
ところで、明治の前半は、江戸時代に引き続いて、我が国の離婚率の高い状態が続いていましたが、明治の後半から離婚率は急低下します。それは明治31(1898)年の旧民法・家族法の制定が最大の理由だと言われています。
でも、その前から徐々に離婚を良くないものと見る風潮が世間に広まってきていたのではないでしょうか。この明治28(1895)年に書かれた『十三夜』を読んで、そう感じました。
『十三夜』(樋口一葉) 〔下〕
今日は24節気の一つ霜降です。
実際に名古屋で霜が降りるようになるのは、1か月後の11月23日の勤労感謝の日の頃が平年とのこと。
昨日は帯状疱疹で仕事を休みましたが、今日から仕事に復帰しました。疱疹はあまり広がっていませんが、右耳の後ろあたりの刺すような痛みは続いています。今日、3回目の点滴を受けました。次の点滴は、金曜日の朝の予定です。
さて、樋口一葉の『十三夜』。今日は、「下」です。
お鬨が車夫に零落した幼馴染の録之助に出会い、そして別れます。
最後の一説を読むと、二人の切なさが身にしみます。
「其人は東へ、此人は南へ、大路の柳月のかげに靡いて力なささうの塗り下駄のおと、村田の二階も原田の奧も憂きはお互ひの世におもふ事多し。」
ところで、明治の前半は、江戸時代に引き続いて、我が国の離婚率の高い状態が続いていましたが、明治の後半から離婚率は急低下します。それは明治31(1898)年の旧民法・家族法の制定が最大の理由だと言われています。
でも、その前から徐々に離婚を良くないものと見る風潮が世間に広まってきていたのではないでしょうか。この明治28(1895)年に書かれた『十三夜』を読んで、そう感じました。
『十三夜』(樋口一葉) 〔下〕
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