fc2ブログ
2007 / 10
≪ 2007 / 09   - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - - -  2007 / 11 ≫

5人目は多襄丸

多襄丸は本当に犯人なのか、犯人でないとすればなぜ極刑を覚悟しているとまで述べて自白したのか(『――わたしの白状はこれだけです。どうせ一度は樗の梢に、懸ける首と思っていますから、どうか極刑に遇わせて下さい。』)、この点が『藪の中』最大の謎と言われています。

黒澤明監督の映画『羅生門』では、三船敏郎多襄丸の役をやっていました。
この映画がベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したことで、黒澤明は「世界のクロサワ」に、三船敏郎は「世界のミフネ」になったと言われています。


『藪の中』(芥川龍之介)

多襄丸の白状

あの男を殺したのはわたしです。
しかし女は殺しはしません。
ではどこへ行ったのか?
それはわたしにもわからないのです。
まあ、お待ちなさい。
いくら拷問にかけられても、知らない事は申されますまい。
その上わたしもこうなれば、卑怯な隠し立てはしないつもりです。



▼read more


スポンサーサイト



kinkun

Author:kinkun
名古屋春栄会のホームページの管理人

09 | 2007/10 | 11
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -