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大納言大伴御行への難題

大伴御行(おおとものみゆき)にかぐや姫が与えた難題が「龍の首の珠」。
大伴御行は家臣を呼び集め、龍の首の珠とってきたものには、願い事をかなえようと伝え、どこを探せばよいかわからないと渋る家来に、屋敷にある全てのものを与えて、見つかるまでは帰ってくるなと言って送り出します。
家臣たちは、どうせ見つからないともらうものはもらったものの、龍の首の珠など探さずどこかへ行ってしまいます。
そんなことと知らない大伴御行は、妻と別れ、かぐや姫と暮らす屋敷を建てて待っていたが、何の連絡もないので、難波の港に出かけ、船人に尋ねるが、龍神様を殺すような船はいないと言われます。
それを聞き、大伴御行は、自ら船に乗り込み、海という海をさまよい、大時化にあって、浜に打ち寄せられてしまいますが、そこは播磨の明石の浜だったので、輿で屋敷に戻ります。
屋敷に戻ってきた家臣が、龍の首の珠を取れなかったので戻ってこれませんでしたと言うと、龍神を捕らえようとして、多くの人々の命が危うくなったのは、かぐや姫のせいだと言い、かぐや姫の家には近づくなと命じます。

大伴御行が海で嵐にあう場面が、「竹取物語絵巻」に描かれています。
『高島藩主諏訪家伝来 竹取物語絵巻 中巻 絵3』(諏訪市博物館蔵)



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kinkun

Author:kinkun
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