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今日、約1か月ぶりに稽古に行きました。

謡『小督』の稽古は、今日が5回目。
今日は仲国と小督の局の問答の場面です。

ツレ「譬えを知るも数ならぬ。身には及ばぬ事なれども。
地謡「妹背の道は隔てなき。かの漢王のその昔。甘泉殿の夜の思い。
   たえぬ心や胸の火の煙りに残るおもかげも。

ツレ「見しは程なき。あわれの色。
地謡「中々なりし契りかな。
〔クセ〕唐帝のいにしえも。驪山宮のささめごと。もれし始めを尋ぬるに。
    あだなる露の浅茅生や。袖にくちにし秋の霜。
   わすれぬ夢をとう嵐の。風のつえまで身にしめる心なりけり。

ツレ「人の國まで訪いの。
地謡「哀れを知れば常ならで。なき世を思いの数かずに。
   あまりわりなき恋ごころ。身をくだきてもいやましの。
   恋慕の乱れなるとかや。これはさすがに同じ世の。
   頼みも有明の。月の都の外迄も。
   叡慮にかかる御恵み.いともかしき勅なれば。宿はと問われて。
   なしとはいかが.こたえん。


仕舞『田村』のクセの稽古は、天の扇の前まで(「いずくの春もおしなべて」まで)進みました。

私は1時半頃に稽古場に行きましたが、それまでは誰も稽古に来ていませんでした。しかし、4時前に3人、稽古に来たので、私が帰る時には結構混雑していました。



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kinkun

Author:kinkun
名古屋春栄会のホームページの管理人

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