2007/09/01 20:16:33
今日、約1か月ぶりに稽古に行きました。
謡『小督』の稽古は、今日が5回目。
今日は仲国と小督の局の問答の場面です。
ツレ「譬えを知るも数ならぬ。身には及ばぬ事なれども。
地謡「妹背の道は隔てなき。かの漢王のその昔。甘泉殿の夜の思い。
たえぬ心や胸の火の煙りに残るおもかげも。
ツレ「見しは程なき。あわれの色。
地謡「中々なりし契りかな。
〔クセ〕唐帝のいにしえも。驪山宮のささめごと。もれし始めを尋ぬるに。
あだなる露の浅茅生や。袖にくちにし秋の霜。
わすれぬ夢をとう嵐の。風のつえまで身にしめる心なりけり。
ツレ「人の國まで訪いの。
地謡「哀れを知れば常ならで。なき世を思いの数かずに。
あまりわりなき恋ごころ。身をくだきてもいやましの。
恋慕の乱れなるとかや。これはさすがに同じ世の。
頼みも有明の。月の都の外迄も。
叡慮にかかる御恵み.いともかしき勅なれば。宿はと問われて。
なしとはいかが.こたえん。
仕舞『田村』のクセの稽古は、天の扇の前まで(「いずくの春もおしなべて」まで)進みました。
私は1時半頃に稽古場に行きましたが、それまでは誰も稽古に来ていませんでした。しかし、4時前に3人、稽古に来たので、私が帰る時には結構混雑していました。
謡『小督』の稽古は、今日が5回目。
今日は仲国と小督の局の問答の場面です。
ツレ「譬えを知るも数ならぬ。身には及ばぬ事なれども。
地謡「妹背の道は隔てなき。かの漢王のその昔。甘泉殿の夜の思い。
たえぬ心や胸の火の煙りに残るおもかげも。
ツレ「見しは程なき。あわれの色。
地謡「中々なりし契りかな。
〔クセ〕唐帝のいにしえも。驪山宮のささめごと。もれし始めを尋ぬるに。
あだなる露の浅茅生や。袖にくちにし秋の霜。
わすれぬ夢をとう嵐の。風のつえまで身にしめる心なりけり。
ツレ「人の國まで訪いの。
地謡「哀れを知れば常ならで。なき世を思いの数かずに。
あまりわりなき恋ごころ。身をくだきてもいやましの。
恋慕の乱れなるとかや。これはさすがに同じ世の。
頼みも有明の。月の都の外迄も。
叡慮にかかる御恵み.いともかしき勅なれば。宿はと問われて。
なしとはいかが.こたえん。
仕舞『田村』のクセの稽古は、天の扇の前まで(「いずくの春もおしなべて」まで)進みました。
私は1時半頃に稽古場に行きましたが、それまでは誰も稽古に来ていませんでした。しかし、4時前に3人、稽古に来たので、私が帰る時には結構混雑していました。
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