2012/09/10 22:03:04
『るろうに剣心』を見に行きました。
昨日(2012年9月9日)、映画『るろうに剣心』をミッドランドスクエアシネマで見ました。
※ミッドランドスクエアシネマの公式サイト:http://www.midland-sq-cinema.jp/cgi-bin/pc/index.cgi
※映画『るろうに剣心』の公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/rurouni-kenshin/index.html
明治の初め、“人斬り抜刀斎”を名乗る男・鵜堂刃衛(吉川晃司)が人を斬りまくります。
一方、本当の“抜刀斎”で今は流浪人の緋村剣心(佐藤健)は、人を斬ることのできない刀“逆刃刀”を持ち歩いています。
剣心は、刃衛から神谷薫(武井咲)を助けた縁で彼女の道場に居候することになり、刃衛が用心棒を務める実業家・武田観柳(香川照之)の悪の手が薫に及んだとき、剣心は人を殺さないという“不殺の誓い”を破らずに戦いに挑むことになります。

※画像をクリックすると大きくなります。
NHK大河ドラマ『龍馬伝』を最後にNHKを退社した大友啓志氏が監督を務めているだけあって、『龍馬伝』で演技開眼と言われた佐藤健が主人公の緋村剣心を演じていました。
また、敵役・武田観柳を演じた香川照之も『龍馬伝』同様の怪演ぶりでした。
この他、登場シーンはあまり多くありませんが、武田観柳の護衛役の外印をNHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』で一躍人気者になった綾野剛が演じていました。
ドラマに深みが感じられ、見応えのある映画でした。
昨日(2012年9月9日)、映画『るろうに剣心』をミッドランドスクエアシネマで見ました。
※ミッドランドスクエアシネマの公式サイト:http://www.midland-sq-cinema.jp/cgi-bin/pc/index.cgi
※映画『るろうに剣心』の公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/rurouni-kenshin/index.html
明治の初め、“人斬り抜刀斎”を名乗る男・鵜堂刃衛(吉川晃司)が人を斬りまくります。
一方、本当の“抜刀斎”で今は流浪人の緋村剣心(佐藤健)は、人を斬ることのできない刀“逆刃刀”を持ち歩いています。
剣心は、刃衛から神谷薫(武井咲)を助けた縁で彼女の道場に居候することになり、刃衛が用心棒を務める実業家・武田観柳(香川照之)の悪の手が薫に及んだとき、剣心は人を殺さないという“不殺の誓い”を破らずに戦いに挑むことになります。

※画像をクリックすると大きくなります。
NHK大河ドラマ『龍馬伝』を最後にNHKを退社した大友啓志氏が監督を務めているだけあって、『龍馬伝』で演技開眼と言われた佐藤健が主人公の緋村剣心を演じていました。
また、敵役・武田観柳を演じた香川照之も『龍馬伝』同様の怪演ぶりでした。
この他、登場シーンはあまり多くありませんが、武田観柳の護衛役の外印をNHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』で一躍人気者になった綾野剛が演じていました。
ドラマに深みが感じられ、見応えのある映画でした。
スポンサーサイト
2011/12/11 22:28:51
円頓寺商店街が舞台の映画でした。
伏見ミリオン座(名古屋市中区)で映画「WAYA! ~宇宙一のおせっかい大作戦~」〔伏見ミリオン座での公開は、2011年12月16日(金)まで〕を見ました。

映画の舞台になっている円頓寺商店街は、名古屋駅前に近い昔ながらの街並みが残る商店街です。
*****
空き店舗が増える中、商店街の理事会では、これからの商店街をどう盛り上げていくのか、お客さんをどう呼ぶのかを議論し、商店街への注目度をもっと高めるため、キャッチコピーの募集を行ったり、魅力的なイベントを考えますが、どれもこれもいまひとつです。
そんな中、商店街の青年団団長に選ばれたクリーニング屋の稲垣勘太郎(井戸田潤)は、商店街にとってなくてはならない存在の会長のシゲさんこと野田茂(矢崎滋)が、京都からこの商店街にやってきて、下駄屋の「野田仙」を継いで30周年を迎えることを知り、地元に溶け込み商店街の活性化に貢献してきた功績に対する感謝の気持ちを込めた一大イベントを企画しようと張り切っています。
しかし、頑固一徹で派手なことを嫌うシゲさんは、興味がない様子です。
めげない勘太郎は、イベントにかこつけ、シゲさんを感動させてやろう、泣かせてやろう、スポットライトを当てちゃおうと、牛島えり(藤田朋子)、西康弘(モロ師岡)、ペーター(マシュー・ロット)らシゲさんを除く商店街のメンバーと、こっそりとプランを練ります。
そこで浮かび上がったのが、京都を出て30年間会っていなかった“親友との再会劇”というサプライズ企画です。
白羽の矢が立ったのは、シゲさんが昔やっていた学生演劇時代の仲間で、現在、大衆演劇の花形役者・綾小路芝喜松のノブさんこと木下伸郎(ルー大柴)です。
そんな大人たちを冷静に見つめる少年、高島和也(三輪泉月)は、両親の離婚の危機で母親・高島冴子(水野美紀)の実家であるシゲさんのところに引っ越してきた東京っ子です。
ひょんなことでこの企てに巻き込まれた和也は、シゲさんがノブさんを宇宙一嫌いと言っていて、彼の顔を見るのも、一緒の空気を吸うのも嫌で京都を後にしたということを知ってしまいます。
それを知った面々からも、この作戦は成功しないと諦めムードが漂う中、勘太郎は商店街あげてのお祭の中で二人を仲直りさせてしまおうというとんでもない企画、題して“宇宙一のおせっかい大作戦”を発表します。……
*****
脚本・監督は古波津陽、主題歌の「ホームシック」はHOME MADE家族が歌っています。
※映画の公式サイト:http://www.waya-movie.com/
※なごや下町商店街ムービー製作委員会の公式サイト:http://www.nagom.jp/

絆がテーマのこの作品、撮影していた時には、公開のまでの間に大震災が起きるなどとは想像だにしていなかったに違いありませんが、図らずも、今の社会状況にぴったりのテーマの映画になっています。
見終わって、心の温度が少し上がる映画でした。
それにしても円頓寺商店街は、本当の昭和のレトロな雰囲気を残しています。
また、実際に円頓寺商店街を訪れてみると、名古屋駅との距離の近さに驚きます。
バブル期によく地上げから逃れられたものと思います。
映画の中で、勘太郎を演じる井戸田潤さんが、商店街のアーケードの上を歩いて水野美紀さん演じる冴子に会いにいく場面がありました。
アーケードの屋根の上が歩けることを始めて知りました。
出演者の中では、高島和也を演じる子役の三輪泉月君の演技が絶品です。
他のどの役者よりもうまかったようにさえ見えました。
また、脇役では、劇中劇の演出を任されることになる老人ホームで暮らす伊丹老人(服部公)が印象に残りました。
ただ、出演者のほとんどが名古屋弁をしゃべっていなかったのが、少し残念でした。
なお、映画を見ているときには気がつかなかったのですが、エンドロールにたくさん出てきたエキストラの中に、何人か知人の名前を見つけました。
ちょっとうらやましかったです。
伏見ミリオン座(名古屋市中区)で映画「WAYA! ~宇宙一のおせっかい大作戦~」〔伏見ミリオン座での公開は、2011年12月16日(金)まで〕を見ました。

映画の舞台になっている円頓寺商店街は、名古屋駅前に近い昔ながらの街並みが残る商店街です。
*****
空き店舗が増える中、商店街の理事会では、これからの商店街をどう盛り上げていくのか、お客さんをどう呼ぶのかを議論し、商店街への注目度をもっと高めるため、キャッチコピーの募集を行ったり、魅力的なイベントを考えますが、どれもこれもいまひとつです。
そんな中、商店街の青年団団長に選ばれたクリーニング屋の稲垣勘太郎(井戸田潤)は、商店街にとってなくてはならない存在の会長のシゲさんこと野田茂(矢崎滋)が、京都からこの商店街にやってきて、下駄屋の「野田仙」を継いで30周年を迎えることを知り、地元に溶け込み商店街の活性化に貢献してきた功績に対する感謝の気持ちを込めた一大イベントを企画しようと張り切っています。
しかし、頑固一徹で派手なことを嫌うシゲさんは、興味がない様子です。
めげない勘太郎は、イベントにかこつけ、シゲさんを感動させてやろう、泣かせてやろう、スポットライトを当てちゃおうと、牛島えり(藤田朋子)、西康弘(モロ師岡)、ペーター(マシュー・ロット)らシゲさんを除く商店街のメンバーと、こっそりとプランを練ります。
そこで浮かび上がったのが、京都を出て30年間会っていなかった“親友との再会劇”というサプライズ企画です。
白羽の矢が立ったのは、シゲさんが昔やっていた学生演劇時代の仲間で、現在、大衆演劇の花形役者・綾小路芝喜松のノブさんこと木下伸郎(ルー大柴)です。
そんな大人たちを冷静に見つめる少年、高島和也(三輪泉月)は、両親の離婚の危機で母親・高島冴子(水野美紀)の実家であるシゲさんのところに引っ越してきた東京っ子です。
ひょんなことでこの企てに巻き込まれた和也は、シゲさんがノブさんを宇宙一嫌いと言っていて、彼の顔を見るのも、一緒の空気を吸うのも嫌で京都を後にしたということを知ってしまいます。
それを知った面々からも、この作戦は成功しないと諦めムードが漂う中、勘太郎は商店街あげてのお祭の中で二人を仲直りさせてしまおうというとんでもない企画、題して“宇宙一のおせっかい大作戦”を発表します。……
*****
脚本・監督は古波津陽、主題歌の「ホームシック」はHOME MADE家族が歌っています。
※映画の公式サイト:http://www.waya-movie.com/
※なごや下町商店街ムービー製作委員会の公式サイト:http://www.nagom.jp/

絆がテーマのこの作品、撮影していた時には、公開のまでの間に大震災が起きるなどとは想像だにしていなかったに違いありませんが、図らずも、今の社会状況にぴったりのテーマの映画になっています。
見終わって、心の温度が少し上がる映画でした。
それにしても円頓寺商店街は、本当の昭和のレトロな雰囲気を残しています。
また、実際に円頓寺商店街を訪れてみると、名古屋駅との距離の近さに驚きます。
バブル期によく地上げから逃れられたものと思います。
映画の中で、勘太郎を演じる井戸田潤さんが、商店街のアーケードの上を歩いて水野美紀さん演じる冴子に会いにいく場面がありました。
アーケードの屋根の上が歩けることを始めて知りました。
出演者の中では、高島和也を演じる子役の三輪泉月君の演技が絶品です。
他のどの役者よりもうまかったようにさえ見えました。
また、脇役では、劇中劇の演出を任されることになる老人ホームで暮らす伊丹老人(服部公)が印象に残りました。
ただ、出演者のほとんどが名古屋弁をしゃべっていなかったのが、少し残念でした。
なお、映画を見ているときには気がつかなかったのですが、エンドロールにたくさん出てきたエキストラの中に、何人か知人の名前を見つけました。
ちょっとうらやましかったです。
2011/10/11 22:33:08
『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』を見ました。
日曜日(2011年10月9日)に名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマに行きました。
3Dでない映画を見るのは久しぶりでした。
また、3D映画は吹替え版で見ることが多いので、字幕版の映画を見るのも久しぶりでした。
※『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』公式サイト:http://www.foxmovies.jp/saruwaku/
※ミッドランドスクエアシネマの公式サイト:http://www.midland-sq-cinema.jp/cgi-bin/pc/index.cgi
1968年に公開された『猿の惑星』は、高度な知能を持った猿に人間が支配されるという奇想天外な設定、衝撃的なラストシーンで観客の脳裏に焼きつく作品となりました。
この『猿の惑星:創世記〈ジェネシス〉』は、その前日譚を描くSF映画です。
なぜ人類文明は崩壊し、猿が地球の支配者になったのかという謎が解き明かされます。
主人公の神経科学者ウィルをジェームズ・フランコが、ウィルと愛し合うことになる獣医のキャロラインをフリーダ・ピントが、天才チンパンジーのシーザーのエモーション・キャプチャーをアンディ・サーキスが演じています。
監督は、本作がメジャー・デビューとなるルパート・ワイアットです。
サンフランシスコの製薬会社研究所に勤める神経化学者ウィルは、アルツハイマー病の新薬の研究をしています。
ウィルが開発中の新薬を投与した実験用のチンパンジーのうちの1匹が驚くべき知能を示すことがわかりました。
新薬のデモンストレーションの日、そのチンパンジーが突然暴れ出し、警備員に射殺されてしまいますが、そのチンパンジーは妊娠していたことがわかり、ウィルは生まれたばかりの赤ちゃんチンパンジーを自宅に連れ帰り、“シーザー”と名付けて育てることになります。
3年後、シーザーは家の中を縦横無尽に駆け回るようになり、母親のチンパンジーの特殊な遺伝子を受け継いだ彼は、類いまれな知性を見せ始めます。
一方、新薬が脳を活性化させる効果を確信したウィルは、研究所から勝手に持ち出した薬をアルツハイマー病の父・チャールズに投与すると、チャールズの病状は奇跡的に回復し、シーザーはウィルやチャールズと家族のように暮らし始めます。
5年後、体長5フィートにもなったシーザーは、再び病状の悪化したチャールズが起こした隣人とのトラブルから、チャ-ルズを助けようとしてその隣人を傷つけてしまい、霊長類保護施設に入れられてしまいます。
そして、この施設で、シーザーは陰湿な虐待を受けることになります。
……………。
何と言っても、旧シリーズでは着ぐるみだった猿たちが、この作品ではCGになっていますが、このCGが圧巻です。
人間に翻弄されるシーザーの喜び、悲しみ、怒りといった感情が手にとるようにわかるだけに、見ていると知らず知らずに彼に肩入れしてしまいます。
中でもシーザーの目の変化が秀逸です。
この映画に登場する人間たちは、自分の父のために勝手に薬を持ち出すウィルにしても、利益追求第一のウィルの勤める製薬会社の研究所のジェイコブス所長にしても、善良な人ではないかもしれませんが、悪人では決してありません。
しかし、映画を見ていると人間たちにではなく、猿たちの方に感情移入してしまいます。
私は、途中からシーザー以上に、彼と行動をともにするゴリラとオランウータンに感情移入してしまいました。
ただ、だんだん父性に目覚めていくウィルの姿も感動的ではあります。
なお、映画“ハリー・ポッターシリーズ”でドラコ・マルフォイを演じたトム・フェルトンが再び敵役で登場しており、その手慣れた(?)いじめっぷりが見事です。
途中、宇宙船打上げのニュースが流れるシーン、シーザーが“グリーン・アイ”と呼ばれるシーン、檻に入れられたシーザーがホースで水を浴びせられるシーンなど、旧作を意識したシーンが満載なので、旧作を見ている人は一層楽しめます。
ネタばれになるので、詳しくは書けませんが、終盤にもすばらしいシーンが目白押しで、見て損のない面白い映画です。
最後にこれから見る人に一つ忠告です。
最後にエンドロールが表示され始めたからといって、すぐに席を立ってはいけません。
その後に衝撃的なシーンが描かれますから…。
日曜日(2011年10月9日)に名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマに行きました。
3Dでない映画を見るのは久しぶりでした。
また、3D映画は吹替え版で見ることが多いので、字幕版の映画を見るのも久しぶりでした。
※『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』公式サイト:http://www.foxmovies.jp/saruwaku/
※ミッドランドスクエアシネマの公式サイト:http://www.midland-sq-cinema.jp/cgi-bin/pc/index.cgi
1968年に公開された『猿の惑星』は、高度な知能を持った猿に人間が支配されるという奇想天外な設定、衝撃的なラストシーンで観客の脳裏に焼きつく作品となりました。
この『猿の惑星:創世記〈ジェネシス〉』は、その前日譚を描くSF映画です。
なぜ人類文明は崩壊し、猿が地球の支配者になったのかという謎が解き明かされます。
主人公の神経科学者ウィルをジェームズ・フランコが、ウィルと愛し合うことになる獣医のキャロラインをフリーダ・ピントが、天才チンパンジーのシーザーのエモーション・キャプチャーをアンディ・サーキスが演じています。
監督は、本作がメジャー・デビューとなるルパート・ワイアットです。
サンフランシスコの製薬会社研究所に勤める神経化学者ウィルは、アルツハイマー病の新薬の研究をしています。
ウィルが開発中の新薬を投与した実験用のチンパンジーのうちの1匹が驚くべき知能を示すことがわかりました。
新薬のデモンストレーションの日、そのチンパンジーが突然暴れ出し、警備員に射殺されてしまいますが、そのチンパンジーは妊娠していたことがわかり、ウィルは生まれたばかりの赤ちゃんチンパンジーを自宅に連れ帰り、“シーザー”と名付けて育てることになります。
3年後、シーザーは家の中を縦横無尽に駆け回るようになり、母親のチンパンジーの特殊な遺伝子を受け継いだ彼は、類いまれな知性を見せ始めます。
一方、新薬が脳を活性化させる効果を確信したウィルは、研究所から勝手に持ち出した薬をアルツハイマー病の父・チャールズに投与すると、チャールズの病状は奇跡的に回復し、シーザーはウィルやチャールズと家族のように暮らし始めます。
5年後、体長5フィートにもなったシーザーは、再び病状の悪化したチャールズが起こした隣人とのトラブルから、チャ-ルズを助けようとしてその隣人を傷つけてしまい、霊長類保護施設に入れられてしまいます。
そして、この施設で、シーザーは陰湿な虐待を受けることになります。
……………。
何と言っても、旧シリーズでは着ぐるみだった猿たちが、この作品ではCGになっていますが、このCGが圧巻です。
人間に翻弄されるシーザーの喜び、悲しみ、怒りといった感情が手にとるようにわかるだけに、見ていると知らず知らずに彼に肩入れしてしまいます。
中でもシーザーの目の変化が秀逸です。
この映画に登場する人間たちは、自分の父のために勝手に薬を持ち出すウィルにしても、利益追求第一のウィルの勤める製薬会社の研究所のジェイコブス所長にしても、善良な人ではないかもしれませんが、悪人では決してありません。
しかし、映画を見ていると人間たちにではなく、猿たちの方に感情移入してしまいます。
私は、途中からシーザー以上に、彼と行動をともにするゴリラとオランウータンに感情移入してしまいました。
ただ、だんだん父性に目覚めていくウィルの姿も感動的ではあります。
なお、映画“ハリー・ポッターシリーズ”でドラコ・マルフォイを演じたトム・フェルトンが再び敵役で登場しており、その手慣れた(?)いじめっぷりが見事です。
途中、宇宙船打上げのニュースが流れるシーン、シーザーが“グリーン・アイ”と呼ばれるシーン、檻に入れられたシーザーがホースで水を浴びせられるシーンなど、旧作を意識したシーンが満載なので、旧作を見ている人は一層楽しめます。
ネタばれになるので、詳しくは書けませんが、終盤にもすばらしいシーンが目白押しで、見て損のない面白い映画です。
最後にこれから見る人に一つ忠告です。
最後にエンドロールが表示され始めたからといって、すぐに席を立ってはいけません。
その後に衝撃的なシーンが描かれますから…。
2011/08/21 22:19:33
ハリー・ポッターシリーズ最終作を見てきました。
『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2』は世界的な大ヒット映画となったハリー・ポッターシリーズの最終作。
原作は、2007年に発売されたJ・K・ローリングによる『ハリー・ポッターと死の秘宝(Harry Potter and the Deathly Hallows)』。
世界的なベストセラーとなったこのシリーズの最終作は、上映時間の関係で2部作となっており、Part2はその完結編であり、シリーズ全体の完結編でもあります。
最近、映画館で見る映画と言えばIMAX-3Dという感じになっていますが、この映画も109シネマズ名古屋のIMAX-3D(吹替版)で見ました。
※『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2』の公式サイト:http://harrypotter.warnerbros.co.jp/hp7b/
※109シネマズ名古屋の公式サイト:http://109cinemas.net/nagoya/

魔法省やホグワーツ魔法魔術学校までもが、ヴォルデモート卿の支配下に落ちる中、ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は、ヴォルデモート卿打倒のカギを握る“分霊箱”を見つけ出す旅を続けています。
監督は、シリーズ第5作『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』から4作目になるデビッド・イェーツです。
最終作だと思うと、ハリー・ポッター、ロン・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャーの3人を演じるダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソンの3人の成長ぶりも感慨深く、第1作の『ハリー・ポッターと賢者の石』をもう一度見たくなりました。
さて、ハリーとヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)の最終決戦の場はホグワーツです。
この戦いは、敵も見方も登場人物全員が魔法での戦いに臨み、ありとあらゆる魔術が炸裂する総力戦となります。
これまでにないスケールの大きな戦闘シーンは見応えがありました。
一方、敵なのか味方なのかわからないままだったセブルス・スネイプ(アラン・リックマン)とハリーとの関係も明らかになります。
そして、ついに明らかになった出生以来ハリーが背負ってきた運命には愕然としました。
人物の性格描写も戦闘シーンのスリル感もシリーズ最高の出来だと思います。
その他の登場人物で印象に残ったのは、次の3人です。
まず、1人目はホグワーツの副校長のミネルバ・マクゴナガル先生(マギー・スミス)。
第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』から登場しているミネルバ・マクゴナガル先生ですが、ついに先頭に立ってヴォルデモート卿と戦うことになります。
この戦闘シーンでの科白がカッコ良かったです。
2人目はハリーの同級生のネビル・ロングボトム(マシュー・ルイス)。
こちらも第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』から登場していますが、大人になって子どもの頃と一番印象の変わった一人です。
この最終作では、ハリーの次に大活躍しています。
そして、最後の3人目はヴォルデモート卿の美しき副官のベラトリックス・レストレンジ(ヘレナ・ボナム=カーター) 。
1作ごとに美しくなっていくエマ・ワトソンも魅力的なのですが、この作品ではヘラナ・ボトム=カーターの妖しげ美貌が目を引きました。
10年間、本当に楽しませてもらいました。
『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2』は世界的な大ヒット映画となったハリー・ポッターシリーズの最終作。
原作は、2007年に発売されたJ・K・ローリングによる『ハリー・ポッターと死の秘宝(Harry Potter and the Deathly Hallows)』。
世界的なベストセラーとなったこのシリーズの最終作は、上映時間の関係で2部作となっており、Part2はその完結編であり、シリーズ全体の完結編でもあります。
最近、映画館で見る映画と言えばIMAX-3Dという感じになっていますが、この映画も109シネマズ名古屋のIMAX-3D(吹替版)で見ました。
※『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2』の公式サイト:http://harrypotter.warnerbros.co.jp/hp7b/
※109シネマズ名古屋の公式サイト:http://109cinemas.net/nagoya/

魔法省やホグワーツ魔法魔術学校までもが、ヴォルデモート卿の支配下に落ちる中、ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は、ヴォルデモート卿打倒のカギを握る“分霊箱”を見つけ出す旅を続けています。
監督は、シリーズ第5作『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』から4作目になるデビッド・イェーツです。
最終作だと思うと、ハリー・ポッター、ロン・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャーの3人を演じるダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソンの3人の成長ぶりも感慨深く、第1作の『ハリー・ポッターと賢者の石』をもう一度見たくなりました。
さて、ハリーとヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)の最終決戦の場はホグワーツです。
この戦いは、敵も見方も登場人物全員が魔法での戦いに臨み、ありとあらゆる魔術が炸裂する総力戦となります。
これまでにないスケールの大きな戦闘シーンは見応えがありました。
一方、敵なのか味方なのかわからないままだったセブルス・スネイプ(アラン・リックマン)とハリーとの関係も明らかになります。
そして、ついに明らかになった出生以来ハリーが背負ってきた運命には愕然としました。
人物の性格描写も戦闘シーンのスリル感もシリーズ最高の出来だと思います。
その他の登場人物で印象に残ったのは、次の3人です。
まず、1人目はホグワーツの副校長のミネルバ・マクゴナガル先生(マギー・スミス)。
第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』から登場しているミネルバ・マクゴナガル先生ですが、ついに先頭に立ってヴォルデモート卿と戦うことになります。
この戦闘シーンでの科白がカッコ良かったです。
2人目はハリーの同級生のネビル・ロングボトム(マシュー・ルイス)。
こちらも第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』から登場していますが、大人になって子どもの頃と一番印象の変わった一人です。
この最終作では、ハリーの次に大活躍しています。
そして、最後の3人目はヴォルデモート卿の美しき副官のベラトリックス・レストレンジ(ヘレナ・ボナム=カーター) 。
1作ごとに美しくなっていくエマ・ワトソンも魅力的なのですが、この作品ではヘラナ・ボトム=カーターの妖しげ美貌が目を引きました。
10年間、本当に楽しませてもらいました。
2011/05/29 23:36:44
『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』を見に行きました。
昨日、台風が近づく中、『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』(Pirates of the Caribbean:On Stranger Tides)を109シネマズ名古屋でIMAX-3D(吹替版)で見ました。
今年1月に『トロン:レガシー』を見たとき(2011年1月23日の日記参照)の予想どおり、3Dで見ることになりました。
※『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』の公式サイト:http://www.disney.co.jp/pirates/
※109シネマズ名古屋の公式サイト:http://109cinemas.net/nagoya/
21世紀を代表する大ヒット映画シリーズとなりつつあるジェリー・ブラッカイマー製作、ジョニー・デップ主演の「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ、4年ぶりの第4作です。
なお、監督は今回からロブ・マーシャルに交代しています。
ウィル・ターナーとエリザベス・スワンの物語が前作までの3部作で一応の完結したので、孤高の海賊ジャック・スパロウの前には、新たな敵、新たな仲間、新たな使命が登場して、新たな冒険が始まります。
ロンドンで、ジャック・スパロウは、かつての恋人のアンジェリカと再会します。
しかし、彼女は女海賊になっており、永遠の命を得るという伝説の泉“生命の泉”の場所を知るためにジャックに近づいたのでした。
そこに、史上最強の海賊と言われる黒ひげやスペイン王フェルナンド6世に対抗する英国王ジョージ2世に忠誠を誓い、英国海軍将校になったバルボッサがからみ、“生命の泉”をめぐる激しい争奪戦が始まります。
物語は、“生命の泉”を巡るジャック、アンジェリカ、黒ひげ、バルボッサ+英国海軍、スペイン海軍の五つ巴の戦いで展開します。
それぞれの思惑が異なり、誰が敵で、誰が味方か区別がつかないまま物語が進み、見ていて観客を飽きさせません。
141分という上映時間もあっという間でした。
また、冒頭の英国王宮から脱出するシーンなど、序盤から相手を騙して形勢を逆転させるというジャックの最大の魅力が全開です。
中盤では、船乗りを誘惑し、海に引きずりこむ人魚も怪しげな魅力があり、夜の海に押し寄せる白い肌の人魚たちは圧巻です。
また、バルボッサとジャックとの息のあった掛け合いも大きな見どころです。
また、猿のジャックもほんの少しですが、登場します。
しかし、肝心の海の上での海戦シーンはまったくなく、物語の大半が陸上での“生命の泉”探しのため、海洋アドベンチャーとしての魅力はあまり感じられませんでした。
さらに、その“生命の泉”探しも移動のシーンが目立ち、海中での人魚の登場シーンを除くと3Dの効果もあまり発揮されていないように思います。
イアン・マクシェーンが演じる黒ひげの悪役ぶりもディービー・ジョーンズに比べると物足りないですし、ペネロペ・クルスが演じる女海賊のアンジェリカにも海賊らしさはほとんど感じられません。
…とこう書くとやたら欠点が目立つ映画のようですが、見る前の期待が大きかったのでそう感じただけで、水準以上の面白い映画でしたので、見る価値は十分にあると思います。
今回も、エンドロールになった時点で席を立つ人が結構いましたが、シリーズ恒例の長いエンドロールの後のちょっとしたワンシーンは今回もありますので、これから見に行かれる方はぜひお見逃しのないように。
昨日、台風が近づく中、『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』(Pirates of the Caribbean:On Stranger Tides)を109シネマズ名古屋でIMAX-3D(吹替版)で見ました。
今年1月に『トロン:レガシー』を見たとき(2011年1月23日の日記参照)の予想どおり、3Dで見ることになりました。
※『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』の公式サイト:http://www.disney.co.jp/pirates/
※109シネマズ名古屋の公式サイト:http://109cinemas.net/nagoya/
21世紀を代表する大ヒット映画シリーズとなりつつあるジェリー・ブラッカイマー製作、ジョニー・デップ主演の「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ、4年ぶりの第4作です。
なお、監督は今回からロブ・マーシャルに交代しています。
ウィル・ターナーとエリザベス・スワンの物語が前作までの3部作で一応の完結したので、孤高の海賊ジャック・スパロウの前には、新たな敵、新たな仲間、新たな使命が登場して、新たな冒険が始まります。
ロンドンで、ジャック・スパロウは、かつての恋人のアンジェリカと再会します。
しかし、彼女は女海賊になっており、永遠の命を得るという伝説の泉“生命の泉”の場所を知るためにジャックに近づいたのでした。
そこに、史上最強の海賊と言われる黒ひげやスペイン王フェルナンド6世に対抗する英国王ジョージ2世に忠誠を誓い、英国海軍将校になったバルボッサがからみ、“生命の泉”をめぐる激しい争奪戦が始まります。
物語は、“生命の泉”を巡るジャック、アンジェリカ、黒ひげ、バルボッサ+英国海軍、スペイン海軍の五つ巴の戦いで展開します。
それぞれの思惑が異なり、誰が敵で、誰が味方か区別がつかないまま物語が進み、見ていて観客を飽きさせません。
141分という上映時間もあっという間でした。
また、冒頭の英国王宮から脱出するシーンなど、序盤から相手を騙して形勢を逆転させるというジャックの最大の魅力が全開です。
中盤では、船乗りを誘惑し、海に引きずりこむ人魚も怪しげな魅力があり、夜の海に押し寄せる白い肌の人魚たちは圧巻です。
また、バルボッサとジャックとの息のあった掛け合いも大きな見どころです。
また、猿のジャックもほんの少しですが、登場します。
しかし、肝心の海の上での海戦シーンはまったくなく、物語の大半が陸上での“生命の泉”探しのため、海洋アドベンチャーとしての魅力はあまり感じられませんでした。
さらに、その“生命の泉”探しも移動のシーンが目立ち、海中での人魚の登場シーンを除くと3Dの効果もあまり発揮されていないように思います。
イアン・マクシェーンが演じる黒ひげの悪役ぶりもディービー・ジョーンズに比べると物足りないですし、ペネロペ・クルスが演じる女海賊のアンジェリカにも海賊らしさはほとんど感じられません。
…とこう書くとやたら欠点が目立つ映画のようですが、見る前の期待が大きかったのでそう感じただけで、水準以上の面白い映画でしたので、見る価値は十分にあると思います。
今回も、エンドロールになった時点で席を立つ人が結構いましたが、シリーズ恒例の長いエンドロールの後のちょっとしたワンシーンは今回もありますので、これから見に行かれる方はぜひお見逃しのないように。