海人(3)
今日の謡の稽古は、『海人』の3回目。
今朝、起きたら薄っすらと雪が積もっていました。

この雪は正午までにはほとんど溶けましたが、午後に稽古に行くときもときどき小雪が舞っていました。
今日の謡の稽古は、『海人』の3回目でした。
今日の場面は、藤原房前の従者と海人との問答の場面です。
ワキ「いかにこれなるあまびと。汝はこの浦の海人にてあるか。
シテ「さん候この浦のあまにて候。
ワキ「あまならばあの水底のみるめ苅りて参らせ候え。
シテ「あら淺ましや旅づかれ飢えにのぞませ給うか。わが住む里と申せども。
かほどいやしき田舎のはてに。ふしぎや雲の上人をみるめ召され.候え。
これに苅りたるみるめの候。
ワキ「いやその儀にてはなし。水底の月をご覧ぜらるるに。
みるめ繁りて障りとなれば。苅りのけよとのご諚なり。
めされん為にてはなきぞとよ。
シテ「旅づかれ飢えにのぞませ給い。ご所望あるかとこそ思いしに。
月の為苅りのけよとのご諚なりけるぞや。
たとい千尋のそこのみえるめなりとも。おせならばさこそあるべけれ。
むかし天智天皇の御時。もろこしより一つの名珠をわたされしを。
この沖にて龍神にとられ。かずきあげしも.この浦の。
地謡「あまみつ月もみち汐の。あまみつ月もみち汐の.みるめをいざや.苅ろうよ。
ワキ「いかに海人びと。かの玉をかずきあげしもこの浦のあまと申すか。
シテ「さん候この浦のあまにて候。
ワキ「さてそのあまびとの旧蹟はいずくの程ぞ。
シテ「あれなる里をあまのの里と申すも。この浦人の名所なり。
またこれなる島を新珠島と申すも。
かの玉をかずきあげ初めて見そめけるによって。新珠島と申し候。
今日の部分も、そんない難しい謡はありませんでした。more...
今朝、起きたら薄っすらと雪が積もっていました。

この雪は正午までにはほとんど溶けましたが、午後に稽古に行くときもときどき小雪が舞っていました。
今日の謡の稽古は、『海人』の3回目でした。
今日の場面は、藤原房前の従者と海人との問答の場面です。
ワキ「いかにこれなるあまびと。汝はこの浦の海人にてあるか。
シテ「さん候この浦のあまにて候。
ワキ「あまならばあの水底のみるめ苅りて参らせ候え。
シテ「あら淺ましや旅づかれ飢えにのぞませ給うか。わが住む里と申せども。
かほどいやしき田舎のはてに。ふしぎや雲の上人をみるめ召され.候え。
これに苅りたるみるめの候。
ワキ「いやその儀にてはなし。水底の月をご覧ぜらるるに。
みるめ繁りて障りとなれば。苅りのけよとのご諚なり。
めされん為にてはなきぞとよ。
シテ「旅づかれ飢えにのぞませ給い。ご所望あるかとこそ思いしに。
月の為苅りのけよとのご諚なりけるぞや。
たとい千尋のそこのみえるめなりとも。おせならばさこそあるべけれ。
むかし天智天皇の御時。もろこしより一つの名珠をわたされしを。
この沖にて龍神にとられ。かずきあげしも.この浦の。
地謡「あまみつ月もみち汐の。あまみつ月もみち汐の.みるめをいざや.苅ろうよ。
ワキ「いかに海人びと。かの玉をかずきあげしもこの浦のあまと申すか。
シテ「さん候この浦のあまにて候。
ワキ「さてそのあまびとの旧蹟はいずくの程ぞ。
シテ「あれなる里をあまのの里と申すも。この浦人の名所なり。
またこれなる島を新珠島と申すも。
かの玉をかずきあげ初めて見そめけるによって。新珠島と申し候。
今日の部分も、そんない難しい謡はありませんでした。more...




